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立教大学現代心理学部映像身体学科生が、三重県伊勢地方の伝統文化・風物の魅力を伝える映像作品を制作

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立教大学(総長:吉岡知哉)現代心理学部映像身体学科(埼玉県新座市)佐藤一彦ゼミナールの学生らが、三重県伊勢地方の伝統文化・風物の魅力を伝える12編の映像作品「伊勢“美し(うまし)国”十二景」を制作した。Webサイト「伊勢十二景 ( http://www.ise12kei.com/ )」で2012年12月25日より公開されている。

 この作品は、現代心理学部映像身体学科の授業「専門演習」(担当:佐藤一彦教授)を受講する3年次生30名により制作された。この授業では、日本の歴史・文化・美術・信仰などさまざまな知識と情報を習得しながら、それを映像表現に結実させるための創作実践をしている。2012年度は、本年「式年遷宮」を迎える伊勢神宮を有する三重県伊勢市に注目し、取材および撮影を実施した。

 学生らは、伊勢地方の歴史や信仰、生活習慣などをとらえる上で重要な「米」「塩」「アワビ」「タレの食文化」「しめ縄」などのテーマ別に3名1チームの10班に分かれ、夏休み期間を利用して6日間に及ぶ事前取材と撮影を敢行。伊勢神宮の境内や町並み、神宮周辺の自然の風景などを撮影するとともに、神宮司庁の権禰宜(ごんねぎ/広報課長)やアワビ採りの海女さん、地元街づくりNPO法人の理事長、神官たちが履く浅沓(あさぐつ)をつくる職人の方などへのインタビューも行った。伊勢市側では伊勢神宮・外宮参道の活性化の目的のもと、地元で海産物製造販売を手掛ける(株)関谷食品が全面サポート。大学による映像コンテンツの制作が、地域社会からのニーズを受けとめて連携を図るという、新しい産学連携スタイルが実現した。

「伊勢十二景 ~外宮・豊受大御神の秘密 受け継がれる技と文化~」

■URL: http://www.ise12kei.com/

■動画タイトル一覧
第一景:「プロローグ 伊勢という街」
第二景:「米が日本をつくってきた」
第三景:「塩は天からの授かりもの」
第四景:「海からの授かりものアワビ」
第五景:「建物でめぐる伊勢の街」
第六景:「かつて路面電車が走っていた」
第七景:「伊勢に残る和釘の伝統」
第八景:「伊勢うどんと伝統のタレ文化」
第九景:「しめ縄に祈りをこめて」
第十景:「神職の履き物・浅沓」
第十一景:「伊勢を見てきた牛乳屋さん」
第十二景:「エピローグ 日本人と自然」

▼本件に関する問い合わせ先
 立教学院企画部広報課
 東京都豊島区西池袋3-34-1
 TEL: 03-3985-2202