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立命館大学が7月20日、言語教育情報研究科開設10周年記念講演「ことばは日本の政治を変えるか」を開催――講師は東照二教授

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立命館大学は言語教育情報研究科開設10周年を記念し、社会言語学者である東照二教授を講師に、「ことばは日本の政治を変えるか」をテーマに講演会を開催する。東教授は、歴代首相のスピーチを言語学の観点から研究している。この講演では、政治における「言語(ことば)」の重要性について、社会言語学の観点から考えていく。

 言語教育情報研究科は今年、開設10周年を迎えた。
 現在、グローバル化が進み、日本国内においても多文化共生社会が広がる中、コミュニケーションツールとしての「言語(ことば)」が果たす役割は、外交や政治、経済、教育、生活、文化交流などあらゆる場面で、ますます重要性を増している。
 こうした社会の状況を受け、同研究科は、この10年間、現代社会のニーズに応えられる高度な言語コミュニケーション能力、言語情報処理能力および言語教育能力を身につけた人材(英語教師や日本語教師、言語専門家など)の養成とその研究に取り組んできた。
 東教授は、歴代首相のスピーチを言語学の観点から研究している。この講演では、政治における「言語(ことば)」の重要性について、社会言語学の観点から考える。歴代の首相たちの言語ストラテジーを、『力』から『仲間意識』への変換としてとらえ、ことばが日本の政治を変えるのか、もしそうなら、そこには、どういうダイナミズムが観察されるのか、「言語政治家」として知られ、5年半にわたる長期政権を維持した小泉純一郎元首相や、スピーチライターを活用した鳩山由紀夫元首相、そして外交専門ライターを据えて「言語外交」に取り組む現政権の安倍晋三首相の「言語(ことば)」を分析しながら考えていく。

◆記念講演会概要
 日 時:2013年7月20日(土)15:00~16:30
 場 所:立命館東京キャンパス 教室2(サピアタワー8階)
 内 容: 
  15:00 開会のことば
       あいさつ  言語教育情報研究科 研究科長 田浦 秀幸
  15:10 特別講演「ことばは日本の政治を変えるか」
        講師:言語教育情報研究科 教授 東 照二
  申込み:不要
 定 員:60名
 主 催:立命館大学言語教育情報研究科
                        
▼本件に関する問い合わせ先
 立命館大学 独立研究科事務室 担当:河上
 TEL: 075-465-8363
 FAX: 075-465-8364