桃山学院大学

桃山学院大学が12月16日に公開シンポジウム「異議あり! 大学と就活  ~負のスパイラルを断ち切るために~」を開催

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桃山学院大学(大阪府和泉市)は12月16日(月)、公開シンポジウム「異議あり! 大学と就活  ~負のスパイラルを断ち切るために~」を開催する。これは、同大社会学部および社会学会が共催するもの。当日は東京大学大学院教育学研究科の本田由紀教授らによる基調講演のほか、学生や大学の教職員、企業の人事担当者らによるパネルディスカッションを行い、現在の大学教育や就職活動について考えていく。入場無料、事前申し込み不要。

 桃山学院大学社会学部では、2012年度から「社会学部学生リーダープロジェクト」を開始。教職員らの支援の下、学生が自らイベントを企画、立案したり、外部の団体と交流、協力して活動したり、勉強会を開いたりすることを通して、キャンパスライフをさらに充実させることを目指している。

 このたびのシンポジウムは、このうち企業と連携し、特にマーケティング・リサーチに関連した活動を行う「社会調査応用プログラム」の一環として企画したもの。当日は現在の大学教育や就職活動について、講演およびパネルディスカッションを行う。

◆公開シンポジウム「異議あり! 大学と就活  ~負のスパイラルを断ち切るために~」概要
【日 時】12月16日(月) 15:00~18:10
【場 所】桃山学院大学 カンタベリーホール(〒594-1198 大阪府和泉市まなび野1−1)
【公演内容】
 現在の大学教育や就職活動に満足していますか。日本中で生起する負のスパイラル。「単位をとるためだけに授業にでる学生→やる気のない学生にやる気をなくす教員→勉強していない学生にサークルやアルバイトのことしか聞けない人事→単位を…」。こうした状況を変えることはできないのでしょうか。学生、大学の教職員、企業の人事が建前ではなく本音でディスカッションし、実現可能な解決策を模索します。あなたも議論に参加してみませんか。

●基調講演: 辻太一朗氏(NPO法人DSS代表)・本田由紀氏(東京大学大学院教授)
●パネリスト
 松本健志氏(日本生命保険相互会社人事部人材開発室育成課長)
 井峯 武氏(桃山学院大学キャリセンター事務課長)
 桃山学院大学社会学部生
●司会: 岩田 考(桃山学院大学社会学部准教授)
【後 援】桃山学院大学キャリアセンター・桃山学院大学全学FD推進委員会
【企 画】社会学部・学生リーダー育成プロジェクト・社会調査応用プログラム
【運営協力】社会学部岩田ゼミナール4年次生
※事前申し込み不要、どなたでもご参加いただけます。

【講師紹介】
●本田由紀氏
 東京大学大学院教育学研究科教授。1964年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。専門は教育社会学。教育・仕事・家族という三領域間の関係に関する実証研究を主として行う。主な著書に『若者と仕事――「学校経由」の就職を超えて』(東京大学出版会)、『多元化する「能力」と日本社会――ハイパー・メリトクラシー化のなかで』(NTT出版)、『軋む社会』(河出文庫)、『教育の職業的意義――若者、学校、社会をつなぐ』(ちくま新書)など。主な編共著に『「ニート」って言うな!』(光文社新書)、『大卒就職の社会学――データから見る変化』(東京大学出版会)など。

●辻太一朗氏
 NPO法人「大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(略称DSS)」代表。1959年生まれ。京都大学工学部卒業。(株)リクルートで全国採用責任者として活躍後、NPO法人DSSを設立。大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の学業への意欲向上と学業を通しての就業力の向上を図りやすい社会を創る活動を、企業や学生、大学と連携し、意欲的に行っている。主な著書に『就活革命』(日本放送出版協会)、『なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか?』(東洋経済新報社)など。

▼本件に関する問い合わせ先
 桃山学院大学
 入試・広報課 担当:尹(ゆん)、岩田
 〒594-1198 大阪府和泉市まなび野1番1号
 TEL: 0725-54-3131(代)
 FAX: 0725-54-3204
 E-mail: koho09@andrew.ac.jp
 http://www.andrew.ac.jp