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大村智北里大学特別栄誉教授がカナダ・ガードナー賞「国際保健賞」を受賞――同分野の受賞は日本人初

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医学の分野で重要な発見をした科学者に贈られるカナダ・ガードナー賞の2014年の受賞者に、北里大学の大村智特別栄誉教授が選ばれた。大村博士が受賞したのは、発展途上国の衛生改善に貢献した科学者に贈られる「国際保健賞」。この分野での受賞は日本人で初めて。

 大村智北里大学特別栄誉教授が主導する北里研究所の創薬グループは、1965年以来、微生物の有機化合物生産能を人類の福祉と健康に役立てることを目指し、先端的研究を続け今日に至っている。

 有用微生物の新規分離法を導入し、これまでにKitasatospora属、Longispora属、およびArbophoma属など13新属をはじめ、42新種の微生物を発見。次いで、これらを含む土壌分離株から、抗生物質をはじめとする生理活性有機化合物を見出す新規探索系を確立し、これらを用いて470種余りの構造的にも生物活性面においても興味ある新規物質を発見した(Splendid Gifts from Microorganisms, 4th Ed. (2008), Tetrahedron, 67, 6420 (2011))。このうち、26種の天然物またはそれらの誘導体は、医薬、動物薬、農薬および研究用試薬として多く使われている。
(「大村智ホームページ」日本語ページ http://www.satoshi-omura.info/biography2/index.html より抜粋)

・大村智(おおむら・さとし)
 北里大学特別栄誉教授。1963年3月東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了。薬学博士、理学博士。65年北里研究所に入所、数々の抗生物質を発見し、「2億人を病魔から守った化学者」(馬場錬成氏の同著書より)と称えられる。2007年4月より女子美術大学理事長、08年4月より北里研究所名誉理事長。12年文化功労者。

▼本件に関する問い合わせ先
 北里大学 総務部広報課
 TEL: 03-5791-6425
 E-Mail: kohoh@kitasato-u.ac.jp

5224 大村智特別栄誉教授