中央大学

日本人学生と留学生が「ルームシェア」しながら異文化理解を深める――中央大学国際寮

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日本人学生と留学生が共に学ぶ中央大学には2つの異なるタイプの混住型寮がある。1つは日野市多摩平にある「ルームシェア型」の中央大学国際寮(全64室・2011年開設)、もう1つは多摩市にある「ワンルームタイプ型」の中央大学国際交流寮(全94室・2012年開設、インターナショナルレジデンス聖蹟桜ヶ丘)。なかでも国際寮では3人1組で共同生活を営みながら、自分たちの手で異文化理解を深める機会を創出している。

 特色ある混在型寮の中でも、ルームシェア型の中央大学国際寮(りえんと多摩平244号棟)は3人1組で1つのユニット(ミニキッチンとトイレは共同)を形成し、日本人学生と留学生が共に暮らしているのが特徴だ。寮生同士の主な交流の場は、調理器具他が揃っているキッチンと、交流スペースが一体となっている共用ラウンジである。

 お互いを理解するために、普段から英語や中国語、韓国語、そして日本語が飛び交っているのはもちろんのこと、機会を見つけてはスポーツ大会を開催したり、自国の料理を寮生にもてなしたりするなど、学生が主体となって異文化交流が行われている。日常生活における個々の摩擦の中から、互いの価値観を受け入れ、異文化理解を深める機会を得ているようだ。
 こうした刺激あふれる環境の中、日本人学生も長・短期にかかわらず、留学や外国語のスコア向上、検定試験に向けた勉強にチャレンジするなど、グローバル社会で活躍するために必要な素養を身につけている。

 この国際寮では5月現在、日本を含め8カ国(アメリカ・イギリス・デンマーク・クロアチア・中国・台湾・韓国)の学生が生活をしている。日本人と外国人の比率は3:2。家賃は水道光熱費、インターネット使用料込みで月額60,000円。なお、日本人学生と私費留学生は書類と電話面談により選抜されている。

(参考)中央大学国際寮
http://www.chuo-u.ac.jp/international/dormitory/

▼本件に関する問い合わせ先
 中央大学国際センター
 TEL: 042-674-2211
 E-mail: intlcent2@tamajs.chuo-u.ac.jp