東日本国際大学

いわき市と東京・日本をつなぐ東日本国際大学の東京事務所――大学だけでなく、地元・いわきもPR

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東日本国際大学(福島県いわき市)の東京事務所は2013年4月に開所。ビジネスの中心地・東京で、学生のキャリア関連支援や同大のPR活動を行っている。東京や関東近県の関係者に、地元・いわき市の魅力を伝えることも大きな狙い。今後は、副学長の吉村作治教授が所長を務める地域振興戦略研究所の業務など、福島・いわきの復興に向けた活動を行っていく。

■震災をきっかけに東京事務所を開設
 東日本国際大学は福島県いわき市に所在している。東北の最南端に位置し、関東地方から東北地方に入る“玄関口”にあたる。
 東京事務所は2013年4月に開所。東日本大震災から2年が経過し、大変な経験ばかりでなく、さまざまな人と縁を持つことができたこと、そして「これまで以上に感謝の気持ちを持ち、今度はこちらがその感謝を返していく(恩返しする)気持ちで前進していく」という法人の方針を受けて開設に至った。
 日本の中心である東京に事務所を設置することで、これまで以上に迅速かつ積極的に情報を「発信」することを目標としている。

■小規模大学だからこそできるキャリア支援
 東京圏でのキャリア支援に関しては、学生によって就活のスタイルがさまざまであることなどから、小規模大学だからこそできる支援として、一人ひとりの動きに事務所が合わせる形で支援を行っている。
とりわけ、今年からは留学生のキャリア支援を本格化させ、日本人学生と対等に競い合える人財を育成すべく努力している。

■大学セミナー等を通じ、東京から大学をPR
 東京で開催の大学セミナーや企業情報交換会などに参加する際には、同大の昌平出版会から出版した書籍『いわきから問う東日本大震災』や、理事長・緑川浩司の書籍『人間力をはぐくむ』などに著された精神をベースに挨拶をしたり、コミュニケーションを図ることなどを通じて、同大の理解・認知につなげる活動を行っている。
 しかし、そうした際にも、福島に関する情報はまだまだ正確に伝わっていない、あるいは誤解されている現状を肌で感じている。
 名刺交換などの際に「福島?今どのような状態ですか?」と尋ねられることもあれば、「いわきはいいところですよね」とエールを送られることもある。
 東京で活動をすることにより、「福島」に関する情報の格差があることを知り、出会う人一人ひとりに時間の許す限り、同大のPRとともに“福島・いわき”の現在の情報を伝えている。

■今後の活動
 今後も同大といわきのPR活動の継続はもちろんのこと、東京で収集した活きた情報に基づき、「教育の“地方”と“中心地”の格差」を起こさないよう、学生のためにできることを常に模索し続けていく。また、吉村作治副学長が所長を務める地域振興戦略研究所の業務など、「情報発信」だけでなく、さまざまな業務も担当する予定となっている。
 小規模大学だからこそできるスピード実現を大事に、本部の部署を超えて東京事務所の役割を常に意識し、前進の変化をしていきたいと考えている。

■東京事務所の概要
 住所:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-4-26 エジプト考古学ビル
 (アクセスマップ http://www.shk-ac.jp/info_access_tokyo_office.html )
 TEL: 03-6302-1891
 FAX: 03-6302-1892
 開所: 2013年4月
 
▼本件に関する問い合わせ先
 東日本国際大学・いわき短期大学 入学課 広報関係
 〒970-8023 福島県いわき市平鎌田字寿金沢37
 TEL: 0246-35-0037
 FAX: 0246-25-3372