夢の実現プロジェクト「KAIT工房」がスタート
「オール電化」「省エネルギー」「エコロジー」「携帯電話からの遠隔操作」など、さまざまに進化する家電製品の需要に応えるため、2008年春、神奈川工科大学(神奈川県厚木市)は創造工学部に「ホームエレクトロニクス開発学科」を新設。女子学生にも身近な家庭生活を中心に、新しいアイディアを提案できるエレクトロエンジニアの育成を目指す。
授業は体験型学習を重視し、専門科目の授業は「家電製品利用体験」「製品の仕組み解析」「簡易実験」などで構成。1年次には高校から大学への学習を結ぶ「準備科目」や、大学での目標の設定を容易にする「ミニ講義」もあり、難しいと思われがちなエレクトロニクスの世界へスムーズに入れるよう工夫している。
一方、「ものづくり」の支援を通じて、学生の夢や希望をかなえる場所として設置されたのが「KAIT工房」だ。KAIT(カイト)は、同大の英語名の略称(KAnagawa Institute of Technology)。工房には作業スペース、木工スペース、鋳造加工スペース、パソコン・印刷スペースなどの設備を備え、工具の選定や使用方法の相談に乗ってくれるスタッフが常駐している。工房内には工具の貸出しカウンターや、工作に必要な材料や部品を販売するショップもある。
同大には、「ものづくり」に挑戦する学生を応援する活動経費助成の制度「夢の実現プロジェクト」がある。同プロジェクトではものづくりなどに関する意欲的で自主的な学生プロジェクトを公募し、年間で10~20プロジェクトに、最高100万円の資金を援助している。KAIT工房は、同プロジェクトに採択された学生チームの活動場所でもある。
オープニングイベントでは、新設学科や工房の紹介のほか、「『コンシューマーエレクトロニクスショー』からみた今後の家電開発の方向」と題する安保秀雄氏(日経エレクトロニクス編集委員)による講演、ホームエレクトロニクス開発学科の体験授業、同学科の新実験室、KAIT工房の見学も行われる。
同イベントは3月24日(月)14:00~17:40。神奈川工科大学 情報学部棟12階 メディアホール前にて受付。参加希望者は3月17日までに添付のオープニングイベント出欠連絡票を同大までFAX(0120-75-4004)のこと。