明星大学、データとAIを活用した大学運営に向けデータ基盤を検証―全学的なデータ活用を見据えた取り組みを始動
■データ活用を支える基盤の構築に向けて
今回の概念実証では、将来的な全学展開を見据え、まずは入試関連業務を対象に取り組みました。入試業務では、複数のシステムやファイルに分散したデータを扱う場面が多く、データ基盤や業務アプリの有効性を検証する対象として選定しました。
<本実証のポイント>
- 入試‧高校関連データをMicrosoft Fabric上に集約
- 集計、転記、書類作成などの業務効率化を検証
- Microsoft Power Appsによる業務アプリを構築
- 業務改革推進チーム、入試実施チーム、情報システムチームが連携して推進
- 将来的な全学的データ活用を見据えた基盤として検証
■本実証の実施概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施期間 | 2026年4月から約3か月 |
| 実施主体 |
明星大学 学苑・大学企画局 経営企画ユニット 業務改革推進チーム 明星大学 学苑・大学事務局 アドミッション・就職ユニット 入試実施チーム 明星大学 学苑・大学事務局 情報システムユニット 情報システムチーム |
| 支援企業 | ハーモニープラス株式会社 |
| 技術基盤 | Microsoft Fabric、Microsoft Power Apps |
■入試業務を起点にデータ活用基盤を検証
今回の概念実証では、将来的な全学展開に向けた基盤として、以下の成果を確認しました。
1.分散していた入試‧高校関連データを一つの基盤に集約
複数のシステムやファイルに分かれていた入試‧高校関連データをMicrosoft Fabric上に集約し、データを段階的に整形‧統合する基盤を構築。個別のファイルをその都度収集‧加工するのではなく、業務で利用するデータを共通基盤から継続的に活用でき、AI活用にも対応できる基本構成を確認。
2.業務アプリによる業務効率化の可能性を検証
Microsoft Power Appsを活用し、職員が利用する業務アプリを構築。従来、手作業で行っていた集計、転記、書類作成などの一部業務について、アプリ上で効率的に実施できる可能性を確認し、業務負担軽減に向けた有効性を検証した。
3.組織横断による推進体制を構築
既存業務をそのままシステム化するのではなく、業務課題の整理からデータ基盤の設計、業務アプリの構築までを一体的に実施。業務改革推進チームを中心に、入試実施チーム、情報システムチームが連携し、ハーモニープラス株式会社の支援を受けながら、課題整理から企画、設計、構築までを推進した。

■データとAIを活用した大学運営の実現に向けて
明星大学では、今回の概念実証をデータとAIを活用した大学運営に向けた第一歩と位置付けています。今後は、今回検証したデータ基盤の活用範囲を段階的に拡大し、入試だけでなく、教学、学生支援、進路など幅広い領域でデータを活用できる環境の整備を進めていきます。また、大学内に蓄積されたデータを横断的に活用することで、教育課題の把握や業務改善を支えるとともに、将来的にはAIの活用も視野に入れながら、データに基づく意思決定を支える大学運営の実現を目指します。
本実証を担当した業務改革推進チームの月吉洋陽課長補佐は、今回の取り組みについて次のように話しています。
「今回の取り組みで大切にしたのは、新しいシステムを導入すること自体ではなく、大学の業務をより良くし、その先にいる受験生や学生に還元することです。データが整い、必要なときに活用できるようになれば、職員の負担を軽減できるだけでなく、経験だけに頼らない判断や、よりきめ細かな学生サービスにもつなげられます。
今回の成果を土台として、現場の声を聞きながら検証と改善を重ね、データとAIを活用できる大学運営へ着実に歩みを進めていきます。」
本件に関するお問い合わせ先
明星大学アドミッションセンター 学生募集・広報チーム
手塚龍之
- 住所
- 日野市程久保2-1-1
- TEL
- 042-591-5670
- koho@meisei-u.ac.jp
- Webページ
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