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新渡戸稲造の精神と聖学院のルーツが響き合う。映画『新渡戸の夢』上映&監督ディスカッションを7月23日に開催

聖学院大学(埼玉県上尾市、学長:小池茂子)総合研究所 文化総合研究センター・グローバリゼーションと日本文化研究グループは、2026年7月23日(木)、同学チャペルにおいて、ドキュメンタリー映画『新渡戸の夢 学ぶことは生きる証』の上映会と、映画の監督・プロデューサーをお招きしたディスカッションイベントを開催いたします。少子化やグローバリゼーションにより日本の教育の在り方が大きな過渡期を迎える今、明治期に誕生した「夜学校」の理念を振り返り、これからの教育の未来やヴィジョンについて、参加者の皆様とともに多角的に語り合う機会を提供します。

〜明治期の「夜学校」から現代の教育困難を救うヒントを学ぶ。過渡期を迎える「これからの教育の未来」を制作者と共に語り合う1日。〜

■ イベント開催の背景と研究の意義:2つの「夜学校」が結ぶ志

1894年、新渡戸稲造は妻メアリー・エルキントンとともに、貧困や労働のために学問を受けられない子どもたちのために、無償の「札幌遠友夜学校」を開校しました。この学校は、当時まだ不十分であった女児への教育にも目を向け、日本の女子教育の先駆としても知られています。
一方、聖学院大学のルーツにおいても、1904年に学内に「聖学院英語夜学校」を設け、労働のために日中学校に通えない地域の子どもたちを集め、英語や聖書を中心とした教育を施していた歴史があります。
札幌遠友夜学校そのものはその後に閉校を迎えましたが、教育困難者を救おうとするその理念は、現代でも様々な形で受け継がれています。本イベントでは、それらの試みを追ったドキュメンタリー映画の鑑賞を通じ、本学の教育の在り方、そしてこれからの社会における教育のヴィジョンを掴む手がかりを模索します。

■ 企画者メッセージ:聖学院大学人文学部日本文化学科 杉淵洋一准教授

「新渡戸稲造の言葉として『橋はひとりではかけられるものでない。世代を超えて受け継がれてかけられていくものなのだ』というものがあります。実はこの言葉の典拠は著作の中にはありません。つまり、生前の新渡戸の人となりから人々が抱いたイメージを象徴する言葉と言えます。
本映画は、新渡戸が始めたこの『教育の橋』を架ける作業が、多くの後進に受け継がれ、今日でも続けられていることを実証的に教えてくれます。新渡戸が抱いた教育は、教師から学生へ一方的に与えられるものではなく、学びが個人の人格を形成し、人生を切り拓く『主体的な生命活動』であることを実感させる点にありました。
国内の歯止めのかからない少子化等によって、これまでの教育が立ち行かなくなってきている中で、この映画の中にはこれからの教育において必要な未来のためのヒントがたくさん隠されている気がしてなりません。」

■ 開催概要

日時:2026年7月23日(木) 15:20〜18:30(開場15:00)
場所:聖学院大学 チャペル
住所:埼玉県上尾市戸崎1-1
対象者:一般、本学教職員、本学大学院生・学部生・卒業生
要申込・入場無料
主催:聖学院大学総合研究所 文化総合研究センター「グローバリゼーションと日本文化研究」
詳細・お申し込みURL:https://www.seigakuin-univ.ac.jp/events/430/
<プログラム>
15:20〜 第1部:映画『新渡戸の夢 学ぶことは生きる証』上映会
17:20〜 第2部:映画監督・プロデューサーを交えてのディスカッション
登壇者:映画監督・プロデューサー、杉淵洋一准教授(聖学院大学 人文学部日本文化学科) 他

■ 映画『新渡戸の夢 学ぶことは生きる証』について

新渡戸稲造が抱いた「遠友夜学校」の精神が、どのように現代へ、そして未来の教育へと受け継がれているかを丁寧に追ったドキュメンタリー作品。不登校や教育格差など、現代の課題に立ち向かう教育の原点を示す作品として注目を集めています。当日は上映終了後、制作者である監督・プロデューサーが来場し、制作秘話やこれからの教育について直接語り合います。

■ グローバリゼーションと日本文化研究について

聖学院大学総合研究所・文化総合研究センターに設置されている研究グループ。グローバル社会における日本文化の意義を問い直し、新たな文化交流や創造の可能性を模索しています。学際的アプローチから定期的な研究会やシンポジウムを開催しています。

<取材について>

本イベントは報道関係者の取材を歓迎しております。登壇者(映画制作:監督、プロデューサー、本学教員)や参加学生へのインタビューも可能です。事前にご一報いただけますと、ご案内をスムーズにご用意できます。

本件に関するお問い合わせ先

入試・広報課

松崎、平田

住所
埼玉県上尾市戸崎1-1
TEL
048-780-1707
FAX
048-725-6891
E-mail
pr@seigakuin-univ.ac.jp

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