小樽商科大学の文理融合研究「榎本石鹸プロジェクト」がクラウドファンディングを実施 ― 榎本武揚が書き記した石鹸製造レシピで復刻した石鹸を届けたい
こうした点から小樽商科大学は2021年度に文理融合研究「榎本石鹸プロジェクト」を発足。大阪大学大学院法学研究科の醍醐龍馬准教授(元小樽商科大学商学部一般教育系准教授)が古文書「石鹸製造法」を解読し、そのレシピを元に小樽商科大学商学部一般教育系(化学担当)の沼田ゆかり教授とゼミ生が復刻石鹸の製造に取り組んだ。
同年度末には復刻に成功し、2022年度には商品化を目指して現代風にリニューアルした敏感肌用を開発。さらに2023年度には札幌の石鹸メーカーSAVON de SIESTAの協力により、榎本が好きだった牡丹の香り付き石鹸も製品化し、小樽市内でテスト販売が行われた。
現在、商学や知的財産法などさまざまな関連分野の教員が協力に入り、地元企業の協力も得た産学連携により、一致団結しながら商品化を進めている。
しかし、「小樽商科大学の開学理念として実学重視があったこと」「その一環として高商石鹸作りの伝統に見られるような文理融合の気風があったこと」は、文系単科大学という同大のイメージに隠れて世間に認知されていない。また、小樽商科大学ゆかりの人物といえば、OBの小林多喜二と伊藤整の2人に収斂しており、2018年に発見された榎本武揚との関係は十分に広まっていない。
そこでこのたび同大はクラウドファンディングサイトACT NOWを通じてクラウドファンディングを立ち上げた。概要は下記の通り。
◆クラウドファンディング 概要
【期 間】 2024年11月1日~12月27日
【リターン】
・1,000円 お礼メール
・2,000円 ミニ石鹸3個セット
・3,000円 石鹸1個
・9,000円 石鹸3個セット
など
※このプロジェクトはAll in方式で行われ、達成/未達成に関わらずプロジェクトが成立する。
【プロジェクト代表者】 沼田ゆかり(小樽商科大学商学部一般教育系教授)
【URL】 https://actnow.jp/project/enomoto/detail
(参考:国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)サイエンスポータル)
・【文理融合】「榎本石鹸」~明治初期の記録を読み解き、当時の製造法で復刻 沼田ゆかりさん
https://scienceportal.jst.go.jp/explore/interview/20240209_e01/index.html
本件に関するお問い合わせ先
企画総務課総務係
小田島 有彦
- 住所
- 〒047-8501 北海道小樽市緑3丁目5番21号
- TEL
- 0134-27-5206
- shomu@office.otaru-uc.ac.jp