武蔵野学芸専門学校高等課程が「夏のこども絵画教室」を実施 ― 生徒らが主体となって企画・運営、3日で満員御礼の地域に愛される体験型イベント
「夏のこども絵画教室」では絵を描くことにとどまらず、ダンボールを使った自由な工作や学校探検などの、こどもたちの好奇心をくすぐる多彩な内容を実施。さまざまな画材を使いながら「つくる楽しさ」や「表現するおもしろさ」を味わうことができる。
この企画は、武蔵野学芸専門学校高等課程(東京都武蔵野市)の三上慎之介校長が抱いた「小学校の学童保育ではカバーしきれない学年の子どもたちを、学校の場を活用して受け入れられないだろうか」という思いからスタート。その後、自主的にボランティアとして参加する生徒が相次ぎ、現在では「生徒たちが主体となって企画・運営する絵画教室」へと大きな進化を遂げている。
■「つくる楽しさ」を届ける、学生主導の実践的ワークショップ
この絵画教室は多重知能理論に基づいたさまざまな才能を育てるカリキュラムを柱としている。参加者らは教員のサポートのもと、絵画、立体、アニメーションなどを制作。さらに、高等課程生や専門学生が自らアイデアを出し合い、試行錯誤して作り上げる独自のアート&デザインワークショップが日替わりで行われる。
[ワークショップの一例]
・「空想の魚釣りワークショップ」
ただ絵を描くだけでなく、自作の釣り道具とオリジナルの魚を作り出し、実際に釣りを楽しんでもらう体感型プログラム。
・「ハンコ作りワークショップ」
粘土や消しゴムを素材に、立体から平面への展開や版画の仕組みを体験しながら、世界に一つだけのスタンプを制作するプログラム。
主催する生徒、学生たちは、企画の発案にとどまらず、子どもたちへの丁寧な説明、道具の事前準備、当日の誘導やサポートに至るまで主体的に行動する。また、制作補助を担当するボランティア学生たちは、子どもたちの横で制作過程を見守りながらサポート。子どもたちの探究心と可能性を導き出すことを目指す。
同イベントは朝9:00から夕方16:00までの手厚い預かり対応でありながら、「1週間で7,000円」という良心的な受講料を設定。共働き世帯が多い地域社会においても強い味方となっている。最終日には「まだ帰りたくない!」と涙を流す子どもが出るほどの高い没入感と満足度を生み出しており、地域保護者からの信頼は極めて厚い。
■STEAM教育とMI理論に裏付けられた「思考力を育むアート」
この「こども絵画教室」の根底には、同校が日常の授業で実践している「多重知能理論(MI理論)」と「プレゼンテーション型美術教育」の思想がある。ただ上手に描く技術を教えるのではなく、アート体験を通じて以下の「4つの思考プロセス」を多角的に鍛え上げていく。
- 見る(観察力・問題発見力)
- 考える(仮説構築・クリエイティブな構想力)
- 構成する(論理的組み立て・造形力)
- 表現する(アウトプット・伝える力)
近代の教育現場において、欧米を中心に導入が進む「STEAM教育(科学・技術・工学・芸術・数学を横断する総合教育)」においても、Art(芸術)は単なる趣味や感性の領域ではなく、「複雑な課題に対してクリエイティブな解を見出し、具現化するための最重要要素」として位置づけられている。また、ハーバード大学のハワード・ガードナー教授が提唱した「多重知能理論」では、人間には8つの知能(言語・論理数学・視覚空間・身体運動・音楽・対人・内省・博物)が存在するとされる。一見するとアートと無関係に思えるこれらの知能も、デザインや造形表現の試行錯誤を通じて脳全体に刺激が与えられ、相乗的に高まることが分かっている。
子ども時代に本格的なアートに触れる体験は、感性を磨くだけでなく、変化の激しい時代を生き抜くための「豊かな才能」と「自ら未来を切り拓く力」を育むことに直結している。
■地に足の着いた教育が結実する、高等課程の確かな美術大学合格実績
子どもたちに「表現の歓び」を教える生徒たち自身もまた、この実践的なカリキュラムを通して飛躍的な成長を遂げている。
「こども絵画教室」の「誰かのためにデザインし、伝える」というワークショップの運営経験や、プレゼンテーション型の美術授業を通して、生徒たちは「主体的に考え、自らの意見を形にする力」を身につけていく。インターネット上の溢れる情報に盲目的に頼るのではなく、「自分の目で確かめ、自分で判断し、自分が正しいと信じる表現を自信持って社会に発信できる力」こそが同校の誇る「地に足の着いた美術教育」の本質であり、その教育方針の確からしさは、数字や実績としても明確に示されている。
- 高等課程の進学実績:東京藝術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学をはじめとする国内最高峰の難関美術大学へ毎年多数の合格者を輩出。特に総合型選抜では、専門講師によって質の高さを担保するとともにプレゼンテーション型の授業形態をとり、美術教育を多く取り入れることで高い合格率を生み出している。
- 専門課程の進路:希望業界への確実な就職実績にとどまらず、有名美術大学への編入学、プロアーティストというハイレベルなキャリアパスも確立。
「こども絵画教室」という地域貢献の場は、未来を担う子どもたちの才能を開花させる場であると同時に、同校の生徒たちが「次世代のクリエイター」として子ども達とともに大きく羽ばたくための最高の場所でもある。
武蔵野学芸専門学校はこれからも、地域に根ざしたあたたかな視点と、世界に通用する高度な美術教育を融合させながら、未来を創造するアーティストやデザイナーを社会へと送り出していく。
(武蔵野学芸専門学校公式サイト内関連ページ)
・こども絵画教室
https://musagei.jp/news/details.html?rec=564
・進学実績
https://musagei.jp/pickup/details.html?rec=547
※同校の生徒による各美術大学への合格体験記 https://koto.musagei.jp/taikenki2020/
本件に関するお問い合わせ先
武蔵野学芸専門学校高等課程 事務局
坂本真奈美
- 住所
- 東京都武蔵野市中町1-27-2
- TEL
- 0422-50-1177
- FAX
- 0422-50-1180
- info@musagei.jp
- Webページ
- https://musagei.jp