【産業能率大学】全国の大学生1,000名を対象とした意識調査研究レポート — 「全国の大学生が描く2030年のウェルビーイングな社会」Z世代にとって — 働きがい・暮らしがい・子育て・教育とは
小々馬ゼミで2014年に若者研究を開始した当初、企業の興味はシニア市場にむいていましたが、直近の1年間でZ世代に関するネット記事が約3倍に増加※(週間あたり)するなど近年、若者(Z世代)への関心が高まっています。世界的にサステナブルが社会・経営の命題となるに伴い、SDGsの考え方を当たり前に行動に取り入れているZ世代が注目され、Z世代の価値観を考慮したビジネス戦略を練るなど、時代の変化への対応が急がれています。
多くの日本企業でも、SDGs、ESGなどの新しい経営コンセプトを取り入れ、2030年をゴールとする未来戦略「VISION2030」を描き歩み始めています。
本レポートでは、Z世代を2030年代の社会の価値観を形成する中心層と捉えて、彼女、彼らの価値観と行動を捉えることで、10年後の社会の姿を描いていきます。
※TalkWalkerによる記事投稿数調査(調査元:株式会社ベクトル 若者マーケLab)
【注目の調査結果(一部抜粋)】
Q.暮らしたい場所は? N=1,073 ※複数回答
<全体>
1位 オフィス・職場に近い場所に住みたい/54.1%
2位 公共交通が便利な場所に住みたい/53.9%
4位 郊外に住みたい/21.9%
Q.将来の働きかたについて N=1,073(東京=465、大阪=459、九州=149) ※複数回答
<全体>
1位 ずっと同じ会社に勤務する/45.1%
2位 ミスマッチを感じたら離職する/40.4%
3位 正社員にこだわり働く/25.2%
1位 ずっと同じ会社に勤務する/45.4%
2位 ミスマッチを感じたら離職する/40.2%
3位 正社員にこだわり働く/24.7%
1位 ずっと同じ会社に勤務する/43.1%
2位 ミスマッチを感じたら離職する/41.8%
3位 正社員にこだわり働く/24.0%
1位 ずっと同じ会社に勤務する/50.3%
2位 ミスマッチを感じたら離職する/36.2%
3位 正社員にこだわり働く/23.5%
Q.働く環境の重要度 ~会社について~ N=1,073 ※複数回答
<全体>
1位 将来の安定性/50.2%
2位 将来の成長性/38.0%
3位 企業理念や企業姿勢に共感できること/29.5%
4位 社会に貢献していること/28.0%
5位 SDGsに取り組んでいること/20.2%
6位 社会的地位が高いこと/19.4%
7位 会社の規模が大きいこと/17.8%
Q. 働く環境の重要度 ~勤務形態と働き方~ N=1,073(東京=465、大阪=459、九州=149) ※複数回答
<全体>
1位 休憩がとりやすい/52.7%
2位 ワークライフバランスが確保できること/50.0%
3位 定時に帰宅できること/45.5%
1位 休憩がとりやすい/50.1%
2位 ワークライフバランスが確保できること/49.5%
3位 定時に帰宅できること/43.2%
1位 休憩がとりやすい/53.6%
2位 ワークライフバランスが確保できること/49.2%
3位 定時に帰宅できること/45.1%
1位 休憩がとりやすい/57.7%
2位 ワークライフバランスが確保できること/54.4%
3位 定時に帰宅できること/53.7%
Q.Z世代が指示する雇用形態は? ~ジョブ型 or メンバーシップ型~ N=1,073
ジョブ型/52.7%
いずれでも良い・分からない/28%
メンバーシップ型/19.3%
・年功序列、定期昇給の考え方が古い(大阪/男性)
・実力を評価してもらえるから(東京/女性)
メンバーシップ型を支持する声
・安定している、終身雇用が良い(女性/東京)
・それぞれに合った仕事を割り当てられることで、自分でも気付かなかった才能を発見できそう(九州/男性)
Q.将来子供を持ちたいですか?
<全体>N=1,073
はい/72.4%
いいえ/27.6%
女性 N=611
はい/69.9%
いいえ/30.1%
はい/75.8%
いいえ/24.2%
東京 N=465
はい/69.7%
いいえ/30.3%
はい/72.1%
いいえ/27.9%
はい/81.9%
いいえ/18.1%
エリア別では、九州エリアが81.9%と東京(69.7%)、大阪エリア(72.1%)の平均を10%程度上回っている。首都圏・近畿などの大都市圏で子供を持ちたい意識が低く、地方で高い状況は現在の国内出生率(政府統計)と繋がっている。
Q.幼少期(小学校低学年まで)に、どのように子育てしたいですか? N=1,073 ※複数回答
<全体>
1位 子供の意思を尊重して育てる/97.7%
2位 しっかりとした躾をする/88.3%
3位 仕事よりも子供と過ごす時間を優先する/87.4%
4位 なるべく屋外で遊ばせる/84.4%
5位 YouTubeのようなSNSの無料動画を見る時間を管理する/74.5%
6位 学童保育・児童クラブに通わせる/70.8%
7位 学習塾に通わせる/59.7%
8位 近隣の住民と一緒に子育てしたい/59.7%
9位 欲しいものはなるべく買ってあげる/57.9%
10位 ビデオ(ネット)ゲームは自由にやらせる/55.5%
Q.Z世代が関心を持っている社会課題は? N=1,073 ※複数回答
<全体>
1位 少子高齢化社会(国内)/46.5%
2位 いじめ/37.8%
3位 働き方改革/36.5%
4位 ジェンダー不平等(男女格差)/30.8%
<SDGsに関する行動心理>
Q.常識だと思い行動していること N=1,073 ※複数回答
<全体>
1位 LGBTQなど性やジェンダーに配慮する/72.9%
2位 節水、節電を心掛ける/69.3%
3位 ゴミや廃棄物が出ないように工夫する/68.2%
4位 リユース、リサイクルできるようなものを確認し、ごみの分別を行う/66.3%
Q.ポジティブな気持ちで行動していること N=1,073 ※複数回答
・服を捨てずに買取店やフリマサイトに出す
なんとなく嬉しくなる/33.3%
周りの人のためになると感じる/12.6%
SNSなどでより多くの人に呼びかけたい/5.6%
・必要最低限のもので生活する
なんとなく嬉しくなる/27.8%
周りの人のためになると感じる//6.9%
SNSなどでより多くの人に呼びかけたい/6.5%
・開発途上国の生産者をサポートするフェアトレード製品を選ぶ
なんとなく嬉しくなる/13.4%
周りの人のためになると感じる/13.4%
SNSなどでより多くの人に呼びかけたい/13.4%
・LBGTQなど性やジェンダーに配慮する
なんとなく嬉しくなる/9.8%
周りの人のためになると感じる/13.5%
SNSなどでより多くの人に呼びかけたい/10.4%
全国調査
調査方法:WEB調査
調査地区:東京エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)
大阪エリア(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)
九州エリア(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)
調査対象者:該当都道府県居住の大学生 合計1,073人(大学1年生-4年生・年齢18-23歳)
調査期間:2021年6月4日(金)~ 6月5日(土)
調査実証機関:株式会社ビデオリサーチ
補完調査
調査方法:WEB調査SurveyMonkeyを利用
調査地区:東京エリア
調査対象者:関東在住の大学生 合計91人(大学2年生-4年生・年齢19-23歳)
調査期間:2021年7月6日(火)~7月10日(土)
調査実証機関:産業能率大学経営学部 小々馬敦研究室
ヒアリング調査
大学生を対象とするインタビュー調査を随時実施
【小々馬ゼミ】
産業能率大学経営学部 小々馬敦教授のゼミでは、「マーケティングとブランディング」を専門領域とし、企業とのコラボレーションや公開セミナーの企画運営、出版、研究レポート・論文の発信等の研究活動を行っています。企業とのコラボレーションでは、商品開発やマーケティングチームにメンバーとして参加したり、企業が直面している実際のマーケティング上の問題を解決するために様々な専門性を有する実務家の方々と協働する「ハンズオン・プロジェクト」に取り組み、企業活動をライブに実体験することにより専門的な資質を高めています。
■小々馬ゼミ: https://www.sanno.ac.jp/undergraduate/learning/semi/special/20190318_007.html
■調査報告レポート: https://www.sanno.ac.jp/news/pressrelease/20211001_01.html
■ホームページ: https://www.sanno.ac.jp/
本件に関するお問い合わせ先
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