追手門学院大学の学生が茨木市と共同で「デートDV防止」の啓発冊子を制作 ― 市内の中学2年生に約3,000部を配布
○市と大学が連携し、教員の専門的知見と学生の視点を取り入れたデートDV予防啓発冊子を制作
○中学生や高校生に近い大学生の感性を活かし、リアルな事例や親しみやすいデザインを反映
○茨木市立中学校14校の中学2年生に計3000部を配布、授業やHPでも活用
「デートDV」とは、交際相手から暴力を受けること。内閣府男女共同参画局が実施した「男女間における暴力に関する調査」(令和5年度)では、調査に回答した交際経験のある男女18.0%が交際相手からの暴力被害を経験しており、平成26年度調査の14.8%から増加傾向にある。
こうした中、茨木市市民文化部人権・男女共生課は既存のデートDV予防啓発冊子をリニューアル。その過程で、若年層に向けてより伝わりやすい冊子にするため、追手門学院大学社会学部の赤枝香奈子教授と林大造教授、澤田華特任助教、経済学部の長町理恵子教授およびゼミ生36名が制作に携わることとなった。
制作にあたり学生らは同課の職員からデートDVに関する講義を受け、赤枝教授・林教授の講義、子どもの権利条約を学ぶゲーム「子どものけんり なんでやねん!すごろく」(林教授が制作参加)などを通して理解を深めた。
その後、赤枝ゼミの甲斐七美さんと渡辺咲和さん(社会学部4年)、林ゼミの吉本優里さん、吉村心花さん、福留大翔さん、天野郁哉さん(社会学部4年)を中心として、中学生にもイメージしやすいデートDVのシチュエーションを考案。さまざまなバリエーションを網羅し、細かなセリフの一語一句にまで落とし込んで原案を作成した。
それをプロのイラストレーターが漫画に起こし、デザイナーによって効果的なレイアウトを施された紙面とすることで、デートDVの身近な危険性を若年層にもイメージしやすいよう工夫を凝らした。
さらに、茨木市男女共同参画推進審議会での議論や、市立の中学校長へヒアリングを行いながら、修正加筆を行い、2025年3月に「デートDVってなに?考えてみよう恋人間の暴力」が完成。現在は茨木市立中学校14校の中学2年生を対象に計3,000部が配布されており、同市の公式サイトにPDF版が掲載されている。また今後、茨木市市民文化部人権・男女共生課の窓口での配布も予定されている。
※PDF版は下記URL(茨木市公式サイト)で公開。
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/shimin/jinken/menu/dv_date/date_dv/sasshi.html
本件に関するお問い合わせ先
追手門学院 広報課
蛯原・織田
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