多摩大学

「世界潮流と日本のあり方を考える」リレー講座開講

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各界の碩学を講師に迎え、リレー講座として日本と世界が置かれた歴史的位相を多面的な視点から再検討し、今日的課題を解析するリレー講座「現代世界解析講座」がスタート。

 多摩大学(東京都多摩市)将来構想委員会の寺島実郎座長((財)日本総合研究所会長、(株)三井物産戦略研究所所長)は、国際情勢や経済、国内行政等の各分野における精鋭の専門家を同大に招き、「世界潮流と日本の進路」をテーマに、リレー講座形式による通年の体系的なプログラムを開催する。

 同講座では、世界各地の現況や海外から見た日本、日本国内の諸問題などを多面的に取り上げることで、問題意識の提起を目指し、内外一体の時代認識を深めることを主眼としている。また、現代社会の歴史的位置づけを再考し、地政学的知を深めることを通じ、現代が抱える問題を解析するプログラムを築く。

 今回は将来構想委員会の提案に基づく実効策の一環として、寺島座長責任監修のリレー講座をスタート。通年で全24回の講義を開催し、同大新入生には必修履修単位として、また一般社会人の聴講生、他大学の学生、約500名を対象にした講義を連続開催する。

第1回(4/17)寺島 実郎座長
  「21世紀に入って7年間の世界潮流の変化について
  ─世界経済、政治の基本構造の変化を探る」 
第2回(4/24)久恒 啓一氏(多摩大学経営情報学部教授)
  「現代世界のつかまえ方─図解思考のすすめ」
第3回(5/8)酒井 啓子氏(東京外国語大学大学院地域文化研究科教授)
  「イラクを巡る国際政治情勢」
第4回(5/15)沈 才彬氏(多摩大学教授・大学院教授)
  「中国の台頭と世界の潮流」
第5回(5/22)金 美徳氏((株)三井物産戦略研究所 海外情報室研究員〈朝鮮半島・北東アジア担当〉)
  「今、朝鮮半島をどう考えるか」
第6回(5/29)寺島 実郎座長
  「21世紀の日本の内なる変化─経済、政治、社会構造の変化(分配の格差)
  ─IT革命が日本にもたらしたインパクトについて」
第7回(6/5)明石 康氏(特定非営利活動法人日本紛争予防センター会長、元国連事務次長)
  「アジアにおける紛争解決と平和」
第8回(6/12)江川 紹子氏(ジャーナリスト)
  「新聞の読み方・テレビの見方」
第9回(6/19)浅野 史郎氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)
  「地方から変わる日本」
第10回(6/26)中谷 巌氏(多摩大学学長、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社理事長)
  「日本文明の将来」
第11回(7/3)堀田 力氏(さわやか福祉財団理事長・弁護士)
  「地球規模で日本の少子高齢化を解析する」
第12回(7/10)寺島 実郎座長
  「前期リレー講座の総括と問題意識の確認」

なお、9月~12月には山内昌之氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)、姜尚中氏(東京大学情報学環教授)、榊原英資氏(早稲田大学インド経済研究所所長)らを招いて全12回の秋学期も開催予定。
 
▼本件に関するお問い合わせ先
多摩大学 企画広報部
〒206-0022 東京都多摩市聖ヶ丘4-1-1
TEL:042-337-7300 FAX:042-337-7302
Mail:takano◎tama.ac.jp
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