日本大学

科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」採択――日本大学

大学ニュース  /  その他

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

日本大学が申請した、平成20年度文部科学省「科学技術振興調整費 女性研究者支援モデル育成」(課題名:キャリアウェイ・ユニバーサル化日大モデル、平成20年度より3年間)が採択された。

 科学技術振興調整費とは、総合科学技術会議の方針に沿って、科学技術の振興に必要な重要事項の総合推進調整を行うための経費のこと。その中の一つである「女性研究者支援モデル育成」は、女性研究者がその能力を最大限に発揮できるよう、大学等を対象として研究環境の整備や意識改革など、女性研究者が研究と出産・育児等を両立し、その能力を十分に発揮しつつ研究活動を行える仕組みを構築するモデルとなる優れた取組を支援するものだ。

 日本大学が計画している事業は、産業界を含む多様な女性研究人材開発と次世代の継続的な育成のために、女子中学生・女子高校生の理系選択支援・職業体験等のキャリア教育・実力を高め国際的視野を広げるキャリアUP支援・病児保育等の両立支援策・ITを利用した研究・生活・会議支援を重点的に実施し、女子学生・女子大学院生にキャリアパス提示よりも実効性のある多様な理系職業選択と継続への道「キャリアウェイ」を整備して、持続的なイノベーション創出を目指す。そのために関係部署・多数の部科校・同窓会が連携し、ワーク・ライフ・バランスに配慮した職場環境整備と、男女共同参画・女性研究者支援を内外に広めるユニバーサル化を推進するものである。

※本事業に関するイベント等の情報は、随時、発信していきます。

○平成20年度科学技術振興調整費新規採択課題一覧
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08051604/001/001.htm

○日本大学研究委員会男女研究者共同参画専門部会
http://www.nihon-u.ac.jp/kenkyu/danjo/index.html