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2009年4月、桐蔭横浜大学医用工学部は「生命医工学科(届出手続中※)」と「臨床工学科」に改組。新学科では、生命工学の技術に基づいた、21世紀の医療分野で活躍できる人材を育成するとともに、国家資格「臨床検査技師」の受験資格取得のためのカリキュラムも用意する。
※文部科学省に届出手続中(学科名称、その他の計画が変更される場合があります)
来春新設される「生命医工学科(届出手続中)」では、現行の生命・環境システム工学科をベースに、生物学、化学を基礎とした生命工学の技術に基づいた、21世紀の医療分野で活躍できる人材を育成する。さらに、国家資格「臨床検査技師」の受験資格取得のためのカリキュラムも用意される。
同学科は医用工学部に設置されるため、工学(=電機、機械、ITなど)にも重点を置きながら医療にアプローチできる点が大きな特徴。「化学・生物学」「医学」「工学」の3つの柱によるカリキュラムにより、生体組織工学や遺伝子工学、生体材料工学などの先端的な生命工学の分野から、医療技術の進歩に寄与しうる新たな工学技術を開発・研究していく。また、工学知識を持った、優れた臨床検査技師の育成も目指しており、実践的な医療技術者の素養も身につけることができる。
卒業後の進路については、大きく次の4つの道が期待される。まずは(1)大学院へ進学する道。専門性を高め、研究者を目指すことができる。次は(2)医療機器・医薬品・化粧品・食品などの製造企業(メーカー)に就職する道。製品開発ための技術者としての活躍が期待される。また、(3)医療情報関連企業に就職する道もある。IT化が進む現代医療に貢献するシステムエンジニアを目指す。医療に直接関わりたい人は、(4)総合病院・大学病院などの医療施設や臨床検査センターで、臨床検査技師として働く道も開かれている。
医用工学部のもう一つの学科である「臨床工学科」は、現行の学科通り、高度な医療知識を持った、国家資格「臨床工学技士」の育成を目指していく。
※医用工学部のホームページ:
http://www.cc.toin.ac.jp/univ/japanese/02_bm_engin/
▼本件に関する問い合わせ先
桐蔭横浜大学 アドミッションオフィス
TEL: 045-974-5423
FAX: 045-974-5424
http://www.cc.toin.ac.jp/univ/japanese/