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　近年、医療技術の発展は目覚ましく、以前ならば不可能とされていた臓器移植をも可能にした。病気の早期発見や、人工臓器の開発などの技術も日々進歩し、多くの尊い命を救ってきた。さらには、再生医療や遺伝子診断といった新たな医療技術の研究も急ピッチで進んでいる。
　これらの高度医療を支えているのは「理工学技術」であり、理工学技術の進歩なくして医療技術の発展は決してありえなかっただろう。

　桐蔭横浜大学（横浜市青葉区）のジュニア公開講座「TOIN　OPEN　COLLEGE２００８」では、同大の専門教員が中心となって、現代医療に用いられているさまざまな理工学技術についての講演を開催。がん治療やゲノムサイエンス、医薬品開発といった興味深いテーマを、高等学校などで学ぶ物理学や化学、生物学などの内容と結びつけながら、一般の人にも分かりやすく紹介する。

【日時・講演内容】
土曜日　午後２時から３時頃まで
　９月　６日：　「癌放射線治療の最前線」　早川　吉則　医用工学部教授
　９月２７日：　「命を助ける機器－最先端医療機器－」　小田川　美伯　医用工学部助教
１０月１１日：　「遺伝子ノックアウトマウスの疾患への応用」　萩原　啓実　医用工学部教授
１０月２５日：　「光で癌を治す」　徳岡　由一　医用工学部准教授
１１月　８日：　「ゲノムサイエンスの新しい時代」　西村　裕之　医用工学部教授
１２月　６日：　「医薬品開発と先端医薬品－薬のすべて－」落合　晃　医用工学部准教授

【会　場】桐蔭横浜大学先端医用工学センター（BMEセンター）カンファレンスルーム
　　　　（横浜市青葉区鉄町１６１４）
【授業料】不要
【対　象】年齢制限なし

▼本件に関する問い合わせ先
　桐蔭横浜大学　オープンカレッジ
　〒225-8502　横浜市青葉区鉄町１６１４
　TEL：　045-974-5423〔直〕
　FAX：　045-974-5424
　E-mail：　OpenCol@cc.toin.ac.jp
　http://www.cc.toin.ac.jp/univ/jr/