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聖学院大学創立20周年記念講演会(4)──岩下肇氏・伊藤和子氏を招請し講演会「裁判員制度─その問題点と展望」

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今年、創立20周年を迎えた聖学院大学では、記念行事の一環として、10月より「20周年記念講演会」を開催している。16日には、第4弾として二人の弁護士、岩下肇氏・伊藤和子氏を招請し、『裁判員制度─その問題点と展望』というテーマのもと、さまざまな角度から裁判員制度について語る。

 2001年に始まった「司法改革」の総仕上げとして来年5月21日、いよいよ裁判員制度がスタートする。しかし、国民の関心と理解はいまだ十分とはいえず、法曹界でも議論は絶えない。

 そこで、創立20周年を迎えた聖学院大学が記念事業の一環として行っている「創立20周年記念講演会」第四弾では、裁判員制度について積極的な発言を続ける二人の弁護士、岩下肇氏・伊藤和子氏を招請し、制度導入の背景と意図、司法への国民参加の是非、被告人の権利保障、憲法上の諸問題など、さまざまな視点から裁判員制度に迫る。

 これは、大学創立20周年記念行事の一環で行われ、外部にも公開される講演会となる。

◎聖学院大学 創立20周年記念講演会
・日  時: 2008年10月16日(木)15:10~18:20
・会  場:  聖学院大学チャペル(埼玉県上尾市戸崎1-1) 
・講  演: 「裁判員制度─その問題点と展望」
       岩下 肇氏(弁護士)・伊藤和子氏(弁護士・NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長)
※申込不要、入場無料

■岩下 肇(いわした・はじめ)氏 プロフィール
弁護士、荒川区監査委員。1926年生まれ。1953年東京地検検事。その後、長野地検検事、静岡地検沼津支部検事、東京地検検事を歴任。法務総合研究所教官、同交通部副部長、同刑事部副部長、東京区検上席検察官、東京地検交通部長、同総務部長、法務総合研究所第二部長、横浜地検次席検事、高知地検検事正、福島地検事正を経て最高検察庁検事。その後、仙台地検検事正、公証人を経て現在に至る。

■伊藤和子(いとう・かずこ)氏 プロフィール
弁護士。国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長。1966年生まれ。早稲田大法学部卒。冤罪事件、女性・子どもの権利に取り組む。日弁連司法改革実現本部幹事等として刑事司法改革に関わる。日弁連推薦の客員研究員としてニューヨーク大に留学。日弁連取調べの可視化実現本部委員、同裁判員制度実施本部委員も務める。主著に『誤判を生まない裁判員制度への課題』(現代人文社)、『イラク「人質」事件と自己責任論』(共著、大月書店)。

○聖学院大学創立記念行事の詳細は http://seigakuin.d2.r-cms.jp/

●聖学院大学(学長:阿久戸光晴 住所:埼玉県上尾市戸崎1-1)
1988年設立。大学は3学部6学科(政治経済/コミュニティ政策/欧米文化/日本文化/児童/人間福祉)のほか、大学院、総合研究所を有する。

▼本件に関する問い合わせ先
 聖学院大学 アドミッションセンター
 埼玉県上尾市戸崎1-1
 TEL: 048-725-6191
 FAX: 048-725-6891
 E-mail: pr@seig.ac.jp
 http://www.seigakuin.jp/