金沢工業大学

夢考房小型無人飛行機プロジェクトが「第4回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」で3位、ベストデザイン賞受賞──金沢工業大学

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金沢工業大学の1年次チーム 機体名「Swing」が10月25日(土)、東京都大田区産業プラザにて行われた「第4回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」で、参加28チーム中3位に入賞し、あわせてベストデザイン賞も受賞した。

 同大会は、大学等での航空工学教育の推進のため、室内で遠隔操縦可能な航空機を設計、製作し、飛行を競う学生のためのコンテストで、社団法人日本航空宇宙学会が主催している。

 競技は飛行機タイプ(参加29チーム)と飛行船タイプ(参加5チーム)の2クラスがあり、飛行機タイプクラスには、東京大学大学院航空宇宙工学専攻や名古屋大学大学院航空宇宙工学専攻、首都大学東京、早稲田大学、日本大学などから28チームが参加。金沢工業大学は、夢考房小型無人飛行機プロジェクトの学部2年次チーム(機体名 Sunfish)と、1年次チーム(機体名 Swing)の2チームが参加した。

 飛行機タイプクラスは、カメラも含め重量150g以下の飛行機を遠隔操作し、スタートエリアから飛行。半径10mの観測フィールド上を周回して、床に置いた文字板(A2サイズ6枚、A3サイズ7枚、A4サイズ7枚の計20枚)の文字をカメラで撮影し、制限時間(基準時間2分。最長飛行時間3分)内にフィニッシュラインに戻る。飛行中に、機体に取り付けたカメラで観測フィールド上に置かれた複数の文字板を読み取り、読み取れた文字の多さと飛行時間を競う。

【主な成績】
1位: 秋田工業高等専門学校(専攻科)
2位: 秋田工業高等専門学校(専攻科)
3位: 金沢工業大学 夢考房 小型無人飛行機プロジェクト 1年次チーム

 夢考房小型無人飛行機プロジェクトは2005年に発足。全日本学生室内飛行ロボットコンテストには2005年の第1回大会から参加。第1回大会は時間切れにより失格となったものの、2006年の第2回大会では準優勝、2008年3月22日に行われた第3回大会でも3位に入賞している。

◎学生のコメント 
羽二生 賢(ハニウ サトシ)さん 
(情報学部 情報工学科1年)
 初めての大会に、初めて作った機体で出場し、強豪がそろう中、3位となり、ベストデザイン賞も受賞できて大変うれしいです。
 次は優勝を目指すとともに、さまざまな副賞(ベストクラフト賞、ユニーク賞など)もねらっていきたいです。

【夢考房小型無人飛行機プロジェクトホームページ】
http://www2.kanazawa-it.ac.jp/UAV/

 なお、11月21日(金)開催の「KITパートナーシップフォーラム08」では、各夢考房プロジェクトが1年間の活動の成果を発表する「夢考房プロジェクト発表会」も行われる。
詳細は下記の「KITパートナーシップフォーラム08」ホームページを参照。
http://wwwr.kanazawa-it.ac.jp/kit-pf/

【参考サイト】
全日本学生室内飛行ロボットコンテストホームページ
http://www.indoorflight.t.u-tokyo.ac.jp/

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp