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4年生の「学生サポーター」が3年生の就職活動を応援──法政大学

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 法政大学では、来春の就職が決まっている4年生が「学生サポーター」となって、キャリアセンター内で下級生の就職活動を応援している。自らが経験した就職活動のリアルな体験をもとにしたアドバイスを受けられるだけに、就職活動真っ盛りの3年生からも好評だ。

 この学生サポーター制度を継続的に導入しているのは、主に文系の学生が学ぶ市ケ谷キャンパス(千代田区富士見)と多摩キャンパス(町田市相原町)。

 多摩キャンパスでは10月初旬から、キャリアセンターにオレンジの名札を付けた4年生有志の「学生サポーター」が常駐(火~金曜の午後)し、センターを訪れる下級生への就職に関する“よろず相談”や、履歴書の書き方などに対応している。
 また12月の水・金曜日には、自主企画「初めてのグループディスカッション講座」を実施し、下級生にグループディスカッション体験の機会を提供している。
 約10人の学生サポーターが中心メンバーとなり対応しているが、ウェブや本では伝わって来ない具体的なアドバイスは好評だ。

 一方、市ケ谷キャンパスでは12月5日に、学生サポーターが運営する「就活スタートアップ講座」を開催した。
 参加した約40人の3年生をグループ分けし、「自己分析」「エントリーシートの書き方」「OBOG訪問」「企業研究」などについて学生サポーターが詳細説明。模擬面接や業界別内定者による業界紹介なども行った。同様の講座は12月15日にも開催する。
 また12月中旬以降は、多摩キャンパス同様にキャリアセンター内に学生サポーターが常駐し、下級生からの相談にあたる予定だ。

 多摩キャンパスでは、学生サポーターは後期授業期間である1月中旬ごろまで常駐する予定(年末年始の一斉休暇期間をのぞく)。市ケ谷キャンパスでは、3月中旬までの活動を予定している。
 このほか、理系学生の学ぶ小金井キャンパスでも、11月に就職が内定した学生・院生による「内定者テーブルトーク」を開催するなど、全学的に学生の力を活用した取り組みを展開している。

▼本件に関する問い合わせ先
 法政大学キャリアセンター
 市ケ谷事務課 TEL: 03-3264-5072
 多摩事務課 TEL: 042-783-2173

◎写 真
(上)下級生の来訪を待つ学生サポーター(多摩キャンパス)
(下)就活スタートアップ講座の様子(市ケ谷キャンパス)

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