東京外国語大学

東京外国語大学が円高に伴う「私費留学生緊急支援策」を実施

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国立大学の中でも多くの留学生が在籍している東京外国語大学(東京都府中市)では、円高に伴い経済状況が厳しくなった私費留学生に対し、学業継続を支え、生活苦を和らげるための緊急支援策として、学部生及び大学院生30名に、総額300万円の奨学金を支給する。

 同奨学金は、東京外国語大学百周年記念教育研究振興基金による独自の奨学金支給制度を拡充して実施するもの。
 対象となるのは、学部生および大学院生で、円高の影響を強く受けている国(インドネシア、韓国、ネパール、ドイツ、アイルランド、スロベニア、アフガニスタン、ミャンマー)が母国である留学生(該当する留学生:118名)。奨学金支給者数は、学部生15名および大学院生15名の計30名。総額は300万円。
 決定すれば、奨学金、一時金として、10万円を21年3月までに支給する。

 東京外国語大学の学生数に占める留学生の割合は、約13%で、国立大学ではその比率が最も高い。金融危機による経済不安などを受け、10月以降いくつかの私立大学で学生に対する支援策が公表されているが、留学生に限定した給付の奨学金であること、国立大学の取組である点に特徴がある。

▼本件に関する問い合わせ先
 国立大学法人東京外国語大学
 企画広報課広報係 楠本・松橋
 TEL: 042-330-5150
 FAX: 042-330-5140
 E-mail: kikaku-koho@tufs.ac.jp