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　近年、日本におけるイスラム金融に関する関心が急速に高まっており、政府金融当局もイスラム金融システム・商品導入に積極的姿勢をとっている。
　世界的金融危機の勃発でイスラム金融市場も影響を被っているが、その程度については通常の金融市場よりも軽微であると見られている。通常金融と異なり、金融クラッシュに対して抵抗力のあるシステムを備えているからといわれるが、イスラム世界では今回の経験を生かし、より完成されたシステム作りを目指して活発な議論、研究が始まっている。その意味ではイスラム金融は新たな発展段階を迎えたといえる。
　こうした時期を捉え、日本の各界に正確な知識と情報を提供することは有意義と考え、イスラム経済学の権威であるムハンマド・ウマル・チャプラ（Ｍｕｈａｍｍａｄ　Ｕｍｅｒ　Ｃｈａｐｒａ）博士をサウジアラビアからお招きして「世界金融危機とイスラム金融」と題する講演会を開催する。
 
　この講演会は文部科学省「世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業」の一環として実施するものである。
 
・主　催：　立命館アジア太平洋大学
・共　催：　京都大学イスラーム地域研究センター、京都大学Ｇ－ＣＯＥ「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」、（財）国際貿易投資研究所
・後　援：　駐日サウジアラビア王国大使館、日本経済新聞社
・日　時：　平成２１年２月１６日（月）　１３：００開場、１３：３０開演
・場　所：　東京ステーションコンファレンス５階（東京駅八重洲北口サピアタワー５Ｆ）
・言　語：　英語＆日本語　（日英同時通訳付き）
 
※プログラム内容の詳細：
http://www.apu.ac.jp/researchsupport/modules/activities/index.php?id=44&sel_lang=japanese
 
※参加申込み：
http://survey.apu.ac.jp/surveyja/entry.jsp?id=1227760712035
 
▼本件に関する問い合わせ先
　立命館アジア太平洋大学　リサーチ・オフィス
　大分県別府市十文字原1-1
　TEL：　0977-78-1134
　http://www.apu.ac.jp/home/