立命館アジア太平洋大学

APU教育寮APハウスに、高い言語能力を有する国際人育成を目指したLanguage Learning Community(LLC)フロアを設置──立命館アジア太平洋大学

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世界80以上の国・地域の学生が学ぶ立命館アジア太平洋大学(APU)では、2009年4月よりAPU教育寮APハウスに、高い言語能力を有する国際人育成を目的としたLanguage Learning Community(LLC)フロアを新たに設置する。

 LLCフロアは国際社会で活躍するために必要な高い言語能力の修得を強く希望する学生のみが入居でき、通常のフロアにおいて期待できる異文化理解の促進や言語能力の向上に加え、以下のような特徴がある。

1) 言語能力の向上に対して高い意欲を持つ国際学生(留学生)と国内学生がルームシェアすることで、それぞれの学習目標の達成に向けて、互いに刺激し合い、学び、教え合いながら学習を進めることができる。

2) 「Study Hours」と呼ばれる学習時間を設定し、他フロアからの訪問を禁止する。またLLCを支援する教員や先輩学生が学習面でのサポートやアドバイスを行う。これによりLLC寮生は学習に専念し、日々の学習習慣を身に付けることができる。

3) 「Language Study File」と呼ばれる学習内容の記録簿を提出し、学習目標や学習計画について担当の教員アドバイザーより指導を受ける。

4) 「Switch Language」と呼ばれる共通言語(日本語・英語)を日替わりで使用し、使用言語以外を禁止することにより、LLC寮生は言語能力の向上に対して高い意欲を持ちながら、日々の生活を送ることが求められる。

◎APハウスについて
 全1,310名が入居可能なAPハウスには、個室(932室)のほかに国際学生と国内学生が同室で生活をするシェアルーム(378室)を設置しており、国際教育寮としての役割も担う。共同生活での濃密なコミュニケーションを通じて、学生同士が異文化コミュニケーション能力と言語能力を高めあい、相互交流と連帯が醸成される国際教育寮を目指している。

 また、教員による寮生への教育支援や相談の応対を目的にハウスマスター制度を設け、入学時から学生と教員が密接に関わりあえる機会を提供している。その他にも、寮内で各学部の教授が自身の研究について紹介するAPハウスセミナーや、寮生同士の交流促進と日本の伝統芸能や歴史に親しむ機会を提供するフィールドトリップなどの各種プログラムを行い、寮生を多面的にサポートしている。
 http://www.apumate.net/aphouse/index.html

▼本件に関する問い合わせ先
 立命館アジア太平洋大学 広報・企画課
 大分県別府市十文字原1-1
 TEL: 0977-78-1114
 http://www.apu.ac.jp/home/

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