横浜市立大学

横浜市立大学が平成21年度より米国国務省との連携による講座を開始

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横浜市立大学では、学部教育における国際化推進の一環として、米国国務省日本語研修所との連携による講座を平成21年度より開始する。

 この講座は、全学部の学生が履修することのできる共通教養科目に位置づけられ、米国国務省日本語研修所からの講師派遣により、米国の実情を学ぶ機会を広く提供する。
 
 米国国務省の職員による生きた講座として、前期には米国ならではの最新の危機管理論を取り上げる。また、後期には「International Relations and the United States 国際関係とアメリカ」と題し、米国の現状と諸問題を実践的に捉えることのできる多面的なテーマを展開。一部、一般市民への無料公開を予定している。
 
 横浜市立大学は、国際感覚を身につけ、国際社会に通用する人材を育成するために、授業の国際化を積極的にすすめ、学部教育の一層の充実を図る。

◆講座の目的、ねらい
『危機管理論』
 「危機」とは何か、どういう状況を「危機」とさすのかという問題の規定・定義、あるいは、それは普遍的なものなのか、相対的なものなのかという議論から始まって、「危機」の諸相、「危機」の分析、「危機」への対処などについて論考していく。経済、環境、軍事、外交、組織管理などの視点・立場から「危機」を論じ、場合によっては具体的な事例も取り上げる予定である。

『特別講座(米国国務省連携講座:International Relations and the United States)』
 国際関係と一国の文化社会の相互関係を具体的に示し、総合的な視点を与えるのがこの講義の目的である。アメリカ合衆国を中心とした軍事、外交、政治経済などの国際関係の状況と解釈を米国国務省日本語研修所および米国大使館のエキスパートが解説し、また、アメリカ合衆国の文化、社会の紹介も行う予定である。

▼本件に関する問い合わせ先
 横浜市立大学 広報担当
 TEL: 045-787-2349

521 (図をクリックすると拡大します)