実践女子大学

実践女子大学が学生相談センターに、メンタルケアのためのリラックスルーム「のんびり」を開設

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実践女子大学のキャンパス中心に位置する本館1階には、喫茶室を思わせる一室がある。和やかな雰囲気が漂うその部屋が、学生のメンタルケアのためのリラックスルーム「のんびり」だ。室内には親身に話を聞いてくれる相談員が待機している。

 実践女子大学(東京都日野市)学生相談センターでは、長年にわたり新入生や3年生に対して4月にUPI(ユニバーシティ・パーソナリティ・インベントリー=心身面での健康調査)を行って問題のある学生を評価(アセスメント)してきたが、相談室からの呼び出しに対して拒否する者もあり、学生の多くがいまだに相談室に対する敷居が高いと感じているようであった。

 そこで、和やかな雰囲気で誰でも入りやすい学生談話室を目指し、部屋の飾りつけに学生たちも参画して、昨年秋、リラックスルーム「のんびり」を開設した。図書館や情報ラウンジなど多くの学生が利用する本館1階の一角にあり、なかなか相談することができない学生、勉強に打ちこめない学生、ストレスを溜めている学生が気軽にコミュニケーションをとれるよう配慮している。相談員との会話の中から、授業にいく学生や相談室へ繋がった学生がいる。

 今後「のんびり」では、週1回の相談員(教員)5名と20代の臨床心理学を学んでいる大学院生を週に2回配置し、教職員が考えたイベントや学生が考えたイベント、さまざまな説明会、心理療法、グループワークなど実施し、より雰囲気のよい空間づくりを目指していく予定である。

▼本件に関するお問い合わせ先
 実践女子大学 学生相談センター
 センター長  秋山 博介(生活文化学科教授)
 TEL: 042-585-8827
 E-mail: soudan☆jissen.ac.jp
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