淑徳大学

千葉ロッテマリーンズと淑徳大学が、5月21日に「パートナーシップに関する包括協定」調印式を挙行

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千葉ロッテマリーンズと淑徳大学は、5月21日(木)に「パートナーシップに関する包括協定」調印式を挙行。両者の包括的な連携協力のもと、スポーツその他の地域活動において資源の相互活用と協働を図ることにより、地域社会の発展と学術振興への貢献を目指す。

 今回の包括協定では、2008年12月に日本プロ野球球団の千葉ロッテマリーンズ事業本部から淑徳大学に対し、「パートナーシップ」締結に関する提案があった。同球団のイメージアップや認知度の向上が狙いだが、これを受け、淑徳大学は2009年2月に、インターンシップ(職業体験実習)や教育研究の分野における協力などを依頼。その後協議を重ね、このたびの包括協定締結に至った。

 淑徳大学では、2010年度に新学部『コミュニティ政策学部』開設する予定であり、すでに文部科学省に届出を終えている。
 新学部では、従来の座学(教室で講義を聴く)型授業にとどまらず、建学の精神(社会福祉、地域開発の担い手づくりなど)から導き出される「現場教育」「実践の学」への飛躍的な発展を目指している。このため、フィールドスタディなどで実際に現地を見、人々から話を聞きながら、課題発見力および問題解決能力を養うとともに、地域(またはテーマ)ごとのコミュニティの発展を実現させるための政策研究に取り組むことが最重要の教育・研究活動であると位置づけている。

 今回の協定も、こうした具体的な学習の「場」をつくるもので、千葉ロッテマリーンズと地域との関係や諸効果、問題点・課題などを生きた現場で学ぶとともに、関連する「仕事」を実際に体験学習する場ともなることが期待されている。

 5月19日には、2009年度の開講科目「フィールドスタディ演習I」の受講生13人が、千葉マリンスタジアムを訪問し、施設や事業概要の説明を受けた。同演習では今後、球団や球場に対するインタビューや、周辺環境、地域コミュニティへの影響・効果などのさまざまな調査を行うことにしている。

 なお、5月21日に行われる包括協定調印式の概要は下記の通り。

◎千葉ロッテマリーンズと淑徳大学とのパートナーシップに関する包括協定調印式
・日 時: 平成21年5月21日(木)午後1時
・場 所: 千葉市中央区大巌寺町200番地 淑徳大学学長室
      TEL: 043-265-7331
・目 的:この協定は、両者の包括的な連携協力のもと、スポーツその他の地域活動において資源の相互活用と協働により地域社会の発展と学術の振興に貢献することを目的とする。
・協力事項:
  (1)スポーツ及び文化に関する事項 
  (2)人材の育成、学術の振興、調査及び研究に関する事項 
  (3)環境及び商業・観光等に関する事項 
  (4)その他、両者が必要と認める事項 
・連携協力細目等:
  具体的事項については、両者が個別に協議して定めるものとする。
・有効期間:
  この協定の有効期間は、平成21年4月1日からの1年間とする。ただし、期間満了日の1か月前までに、両者のいずれからも改廃の申し入れがないときは、さらに1年間更新するものとし、その後の更新についても同様とする。

▼本件に関する問い合わせ先
 淑徳大学 地域支援室
 担当: 三上 浩
 TEL: 043-265-7334