- ★Google+
- ★Hatena::Bookmark
「総合福祉」「国際コミュニケーション」「看護」の分野を中心に高い評価を受ける淑徳大学(千葉市中央区)が、2010年4月より新たに「コミュニティ政策学部」を開設する。“福祉”に加え、地域開発をコンセプトにした社会科学系の学際学部であり、千葉県内においては初のジャンル進出となる。
コミュニティ政策学部は、社会学、経済学、法律学、政策学の4分野を統合し、横断する学部である。他大学の経済学を母体とする政策学部とは一線を画し、社会学を母体としている。これは大変珍しく、フィールドワークという社会学の手法に実績をもつ同大ならではの特徴だ。
同学部は文部科学省が打ち出した教育改革に対応したもので、同省の提唱する「学士課程教育の充実」に呼応し、どこでも通じる基礎的能力の徹底指導に注力する。また、改革では「社会人基礎力」が重要なキーワードとなっているが、これを先取りして育成課題として取り組むという。同大がグループ活動を重視するのは、社会人基礎力を養うには必要不可欠だからだ。就職試験でも社会人基礎力の有無は合否判定に大きく関与するが、現在、他大学では社会人基礎力をつける教育にはまだ踏み切っていない。それだけに、同学部の新設には期待が集まる。
そんな同学部の講義の特色は、とにかく「フィールドに出る」点にある。また、企業や行政、地域社会と密に連携し、実践力を鍛えるフィールドワークを多用することで、密度の濃い体験型学習を推進する。さらに、事例研究のケーススタディ、体験型講座のワークショップなど、理論と実践の両面の学びを多面的な角度から学習する。
また、担任制を敷くことで、学生と教員の距離を縮め、悩みや日常の面倒ごとにも対応していく。生き方から人生観まで、同じ目線で接することにより、学生のケアにも怠りはない。担任が事前・事後学習をサポートすることにより、教員は通常の大学よりも3倍手間暇をかけることになる。これも同学部の「研究機関よりも、教育機関に徹する」という狙いによるものだ。
同学部は、これからの社会を牽引するリーダーシップを発揮する人材育成を目的に生まれた。自分の進むべき道を見つけ、その分野でナンバー1の存在になる。専門分野はもちろん、それ以外のことにも理解を深め、どんな課題に出会ってもパーフェクトにクリアしていく。そして、そんな仕事の成功を通して幸せを手にする人物を育成していく。
▼本件に関するお問い合わせ先
淑徳大学 アドミッションオフィス
〒260-8701
千葉県千葉市中央区大巌寺町200
TEL: 043-265-6881
FAX: 043-265-9122
http://www.shukutoku.ac.jp/
大学・学校情報 |
---|
大学・学校名 淑徳大学 |
![]() |
URL https://www.shukutoku.ac.jp/ |
住所 千葉市中央区大巌寺町200 |
淑徳大学は、社会福祉への関心が今日ほど社会的に高まっていなかった1965(昭和40)年に、時代を先取りして、社会福祉学部社会福祉学科の単学部単学科の大学として開学しました。その目的は、「社会福祉の実践を通じて『ひとりひとりの自立と社会の連帯』の実現に貢献しうる人材の育成」にありました。 また淑徳大学は、大乗仏教の理念を建学の精神としております。"together with him"の実践を通じての「理想社会の建設と真実な人間の育成」をめざすものです。 現在は千葉、埼玉、東京に4キャンパスを設置しており、2020年に創立55周年を迎えました。2023年度より、「総合福祉学部、コミュニティ政策学部、看護栄養学部、教育学部、地域創生学部、経営学部、人文学部」の7学部13学科へと発展し、さらに幅広い分野での学びを提供していきます。 |
学長(学校長) 山口光治 |