金沢工業大学

金沢工業大学やつかほリサーチキャンパス「感動デザイン工学研究所」にて、大学生と高校生が考えた「金沢らしい香り」確認会を開催

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金沢工業大学の学生と石川県立金沢商業高等学校の生徒でリサーチを進めてきた「金沢らしい香り」のサンプルが、香料メーカーである高砂香料工業株式会社の協力でこのたび完成。8月1日(土)の11時から12時まで、金沢工業大学やつかほリサーチキャンパス内にある感動デザイン工学研究所にて「金沢らしい香り」確認会を開催する。

 当確認会は、プロジェクトに携わった金沢工業大学心理情報学科の学生15名と、石川県立金沢商業高等学校の生徒約30名、そして連携企業である高砂香料工業株式会社(本社:東京都大田区蒲田5丁目37番1号)と株式会社箔一の担当者が参加して行われる。

 金沢工業大学では、心理情報学科の学生が中心となってPMP(Psychological Marketing Project)と呼ぶ産学連携教育研究プロジェクトを進めている。心理学・情報科学・工学を融合させたコンサルティングプロジェクトで、学生が中心となって、実際の企業を顧客とし、魅力的な新製品開発や人々の生活に役立つ快適な環境づくりに取り組んでいる。

 今年度は、石川県立金沢商業高等学校3年の生徒達と合同で、「金沢らしい香り」と、その香りと伝統工芸を活かした「若い人が持つ小物」の開発に取組んでいる。

 両校は5月14日から「金沢らしい香り」について合同授業を重ね、インタビューやアンケートによる調査と分析をもとに仕様書を作成し、高砂香料工業株式会社にサンプルを作製していただいた。
 このたび、この「金沢らしい香り」のサンプルが完成し、リサーチを実施してきた大学生と高校生が香りを確認することになったものである。
 確認会には、金沢の伝統工芸品と「金沢らしい香り」とを結びつける取組みの支援をしていただいている箔工芸ブランド、株式会社箔一(本社:石川県金沢市森戸2丁目1番地1)からも担当者が同席し、香りを確認して頂く。

 確認会が開催される感動デザイン工学研究所(白山市八束穂3丁目1番地)は、21世紀の”ものづくり”において重要視されている「人に感動をもたらす」優れた製品開発を行うため、平成19年3月に開設された金沢工業大学のオープン・リサーチ・センターの一つである。

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp