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立正大学が地元の戸越銀座商店街と連携し、「コロッケで街づくり」プロジェクト

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立正大学(東京都品川区)経営学部の池上和男ゼミでは、地元の戸越銀座商店街、品川区と連携し、「コロッケで街づくり」プロジェクトに取り組んでいる。既存の精肉店などで売るコロッケを定番の土産品に育て、商店街の活性化につなげるのが狙いだ。

 立正大学経営学部・池上和男ゼミでは、現在、戸越銀座を「コロッケのまち」にするために活動している。
 学生たちがまず取り組んだのは、「コロッケ用ギフトBOX」の企画だ。これは、お客さんが戸越銀座商店街にある精肉店や惣菜店など7店舗で購入したコロッケを、一つに詰めて持ち歩くことができるというもの。箱のデザインを考えるだけでなく、印刷業者などとの交渉も学生自身が行った。

 さらに、戸越銀座のコロッケ店マップやのぼりを作成。月に一度開かれる「銀六祭」では手作りコロッケの販売をしており、今秋には新種コロッケの製作・販売も計画している。また、「コロッケのまち」にすべく、各コロッケ店のプロモーションビデオを作成し、商店街に流している。
 
 同プロジェクトでは、販売促進のイベント企画やチラシの制作、コロッケの材料の仕入れ、調理からPOPの作成、販売、マスコットによるプロモーション活動までの全プロセスを学生自身が行う。これは、池上和男教授の「実践活動を通してマーケティングを学んでほしい」という教育方針の表れでもある。
 同ゼミは2007年に「立正大学キャンパスグッズ開発」というプロジェクトに挑み、立正大学=RISSHO=RIS(リス)という発想からリスの着ぐるみを着たキティの携帯ストラップを開発した。その際にも、学生たちが直接企業を訪ねてプレゼンをするなど、積極的な活動を行ってきた。
 
 教育機関に集積された専門知識を民間に供するだけではなく、そこに所属する学生に成長の機会を与える産学官連携事業は他に類を見ないもので、今後の発展に期待が寄せられている。
 
▼本件に関する問い合わせ先
 立正大学 学長室政策広報課
 東京都品川区大崎4-2-16
 TEL: 03-3492-5250
 FAX: 03-5487-3340
 E-mail: ppi@ris.ac.jp

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