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聖学院大学が「進学・修学支援制度」の実施を決定──急激な経済環境の変化に対して、受験生・在学生に自立修学を支援

大学ニュース  /  入試関連

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聖学院大学(埼玉県上尾市)では、昨年実施した「緊急・経済支援入試」をさらに充実させ、学生が自力で大学進学し卒業できる学生支援策「2010年度聖学院大学・修学支援制度」を導入する。これは、受験生だけでなく在学生も対象にした支援策で、全国でも初めての取り組みとなる「修学支援サポート」も併せて実施する。

 日本経済はようやく底を打ったとはいえ、今なお家計の圧迫により、大学進学の道をあきらめる受験生は多い。
 聖学院大学(埼玉県上尾市・学長 阿久戸光晴)では、格差社会の問題がクローズアップされた2007年から「大学への進学をあきらめないで!」と題し、受験生をさまざまな形で支援する施策を行ってきた。
 20周年を迎えた昨年、同大は一般入試で「緊急・経済支援特別入試」を実施した。今年度は、受験生だけではなく、在学生に対しても自立修学を支援するものとして「2010年度聖学院大学・修学支援制度」を実施する。
 
 入学時支援は「学費月払い制度の適用」「入学金免除」の二つ。入学後支援は、申請許可後から修学支援課が窓口になり随時相談に対応するほか、一般社団法人「生活サポート基金」による学費納入相談等を受けられるというものだ。金銭的な支援だけではない「修学支援サポート」は、全国でも初めての取り組みである。
 
【 聖学院大学「進学・修学支援制度」概要 】
1.対象者
・指定校推薦入試、公募推薦入試、自己推薦入試、一般入試A日程及びB日程受験者のうち出願時に「申請書」を提出し入試に合格した者。
 
2.支援内容
(1)入学時支援
A 学費月払い制度の適用
・申請書に基づく審査によって決定。
・申請者のうち高校在学中に「学生支援機構第一種」に予約、確定した者は、入学後支援機構から振り込まれる費用を月々自動振替によって学費にあてることとする。
 
B 入学金免除
・申請書に基づく審査によって決定。
・入試ごとの審査により計40名まで。
 
(2)入学後支援(AB共通)
・希望者は一般社団法人「生活サポート基金」による学費納入相談の優先相談が受けられる。(家計相談サポート、収支シミュレーション、貸付制度、他)
・自立支援:最大4セメスター(2年分)の学費貸与、場合によっては給付。
 入学後の支援については申請許可後から聖学院大学修学支援課が窓口になり随時相談に対応する。尚、「自立支援」対象者には原則的に一般社団法人「生活サポート基金」による学費納入相談を受けてもらうこととする。
 
3.発表方法 審査後合格者へ通知
 
4.申込方法 出願書類と一緒に申請書を提出。「日本学生支援機構一種」予約者については採用通知(写し)が必要。
 
■詳細はこちらをご覧ください
 http://www.seigakuin.jp/gakuhi/c_support/press.html
 
▼本件に関する問い合わせ先
 聖学院大学 アドミッションセンター(入試窓口)
 〒362-8585 埼玉県上尾市戸崎1-1
 TEL: 048-725-6191(直通)