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文教大学情報学部が「学校裏サイト」の研究で社会に貢献

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文教大学情報学部(神奈川県茅ヶ崎市)は、神奈川県と協働で、深刻化する小学校・中学校・高校の学校教育におけるインターネット上でのいじめ行為や犯罪被害の防止等を目的として、学校非公式サイトを調査分析し、当該サイトの問題の内容、対策および結果をWebサーバ上に登録し、学校関係者間で知識共有を図ることとなった。

 この事業は、神奈川県が今年から募集した「大学発・政策提案制度」に採択され実現するもので、平成22年度から平成23年度の2年間で実施される。調査の成果は平成23年度末に取りまとめを行う予定である。

 文教大学は、情報学部や国際学部でも近年、県内外に多くの教員就職者を出しており、こうした教員の卵たちに対して、研究成果を教職関連の講座で教材として活用することで、教育現場へ知識の還元を図ることも計画している。
 この事業を主導する情報学部の池辺正典専任講師は、「学校非公式サイトは、いじめの問題だけでなく、児童・生徒の学校に対する要望が多く含まれています。このような声を集め、問題の対応だけでなく、継続的な教育の改善に繋げたい」と話している。

【参考】
大学発・政策提案制度について(神奈川県のホームページ)
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/01/0102/daigakuhatu/proposal.html

▼本件に関する問い合わせ先
 文教大学学園
 法人事務局広報マーケティング室
 東京都品川区旗の台3-2-17
 TEL: 03-3783-7511
 FAX: 03-3783-2600