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聖学院大学日本文化学科の学生が「狂言祭」にて茂山千三郎氏指導による狂言を披露

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聖学院大学(埼玉県上尾市)では、10月21日(水)に「狂言祭」を開催する。当日は日本文化学科の学生が、京都茂山狂言会の茂山千三郎氏指導のもと、「口真似」ほかを実演。また、茂山氏の解説と実演も行われる。学生が大学の授業の一環として狂言を演じるのは、全国でも大変珍しい試みだ。

 日本の伝統芸能の一つである狂言は室町時代に生まれ、現代にいたるまで長く庶民に親しまれてきた。
 聖学院大学では、狂言を「観る」だけでなく、実際に「演じる」ことを主眼とした狂言実習を「古典芸能」として6年前から開講。京都の大蔵流狂言師・茂山千三郎先生が授業を担当している。
 授業には概論や観劇も含まれるが、実技演習が大半を占める。そして、学生たちが熱心に練習を重ねてきた成果を発表する場として、毎年「狂言祭」を開き、一般に公開している。
 
 今年の「狂言祭」は10月21日(水)に開催。大学で学生が狂言を演じることは全国でも大変珍しい試みである。
 
■聖学院大学 狂言祭
 【日時】
  10月21日(水) 11:00~12:30
 【場所】
  聖学院大学体育館(埼玉県上尾市戸崎1-1)
 【演目】
  狂言「口真似」他
  ※入場無料(一般の方の入場は100名様までとさせていただきます)
 
■茂山千三郎(しげやま・せんざぶろう)氏・プロフィール
大蔵流狂言師。1964年、四世茂山千作の三男として生まれる。父および祖父三世千作、叔父二世千之丞に師事。1967年「業平餅」の童で初舞台。狂言だけでなく、ラジオのパーソナリティ、テレビのニュースキャスター、ミュージカルの演出、出演など幅広く活躍。近畿大学、聖学院大学の非常勤講師。著書に『世にもおもしろい狂言』(集英社新書)。
 
●聖学院大学(学長:阿久戸光晴 住所:埼玉県上尾市戸崎1-1)
1988年設立。大学は3学部6学科(政治経済/コミュニティ政策/欧米文化/日本文化/児童/人間福祉)のほか、大学院、総合研究所を有する。
 
▼本件に関する問い合わせ先
 聖学院大学 企画総務課
 TEL: 048-781-0925


▼取材に関する問い合わせ先
 聖学院大学 広報課
 TEL: 048-780-1707