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テンプル大学ジャパンキャンパスは「日本で活動する外国弁護士をめぐる諸課題」をテーマにした特別シンポジウムを、11月7日(土)に東京・晴海で開催。プロの法曹として幅広い分野で活躍しているテンプルジャパンのロースクールの卒業生を一堂に集め、基調講演およびパネルディスカッションが行われる。また、ネットワーキングの機会としても有益な場を提供する予定で、現役の外国弁護士だけでなく、彼らを雇用する一般企業にとっても有意義な内容となっている。
ペンシルベニア州立テンプル大学のロースクールは114年の歴史を誇り、特に法廷弁論やリーガルリサーチアンドライティングの分野では、全米トップクラスにランクされている。そのテンプル・ロースクールが提供するLLM(法学修士号)をはじめとする、さまざまなプログラムは、ジャパンキャンパスでも受講が可能だ。
テンプルジャパンのロースクールは、日本で唯一ABA(米国法曹協会)の認定を受けた通年のアメリカン・ロースクールだ。1994年の開講以来、190人を超える卒業生を送り出しており、その多くがプロの法曹として幅広い分野で活躍している。
また、LLM学位取得コース以外にも、取得準備コースや学位取得を目的としない修了証書コースなど、日本の法曹界や企業法務部門のさまざまなニーズに応えるプログラムを提供している。
今回の特別シンポジウムでは、現役の弁護士やロースクール教授を招き、基調講演およびパネルディスカッションが行われる。日本における外国弁護士の役割や倫理上の課題、日米の裁判制度や法文化の相違から、企業統治、コンプライアンス、知的財産保護、司法試験改革まで、幅広いテーマを取り上げる予定。
また、法曹界のみならず一般企業からの参加も想定し、ビジネス実務に即した議論を行うため、企業にとっては「外国弁護士の使いこなし方」といった観点からも、非常に有意義な内容となっている。
なお、同シンポジウムはCLE(3単位)*1の取得が可能。
■テンプル大学ジャパンキャンパス・ロースクール15周年シンポジウム
Issues for International Lawyers in Japan
日本で活動する外国弁護士をめぐる諸課題
【開催日時】
11月7日(土)
●14:00~17:30 基調講演およびパネルディスカッション
●18:00~20:00 ネットワーキング・レセプション
【開催場所】
晴海フェリーターミナル イベントホール
http://www.tptc.co.jp/terminal/harumi/map.htm
【参加費】
10月30日までの申込は8,000円、それ以降10,000円(当日参加も可能)
【申込み】
テンプル大学ジャパンキャンパス ロープログラム
E-mail: law@tuj.ac.jp
TEL: 03-5441-9841
【講演テーマ】(予定)
●Managing Cultural Differences in Attorney-Client Relations
顧客企業と弁護士の関係における文化的相違をどう管理するか
●Ethics of Practicing as a Foreign Attorney in Japan
外国弁護士が日本で活動するにあたっての倫理的課題
●Law Reform & Building the Infrastructure for the Japanese Economy in the 21st Century
21世紀の日本経済のための法制改革とインフラづくり
※ すべて英語(通訳なし)
講演者氏名ほか詳細はウェブサイトで(英文)
http://www.tuj.ac.jp/newsite/main/law/news/event20091107b.html
*1 CLE(Continuing Legal Education)について
米国弁護士は、州ごとの司法試験に合格して弁護士資格をとった後も、継続して研修を受けなければならない。この研修はCLEの取得単位で証明され、たとえばニューヨーク州では2年間で32単位のCLE取得が義務付けられている。ABAから認可を受けているテンプルジャパンのロースクールは、日本で定期的にCLEセミナーを開催している数少ない機関のひとつ。
▼本件に関する問い合わせ先
テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部
TEL: 03-5441-9801
E-mail: pr@tuj.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 テンプル大学ジャパンキャンパス |
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URL https://www.tuj.ac.jp/jp |
住所 東京都世田谷区太子堂1-14-29 |
米国ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるテンプル大学の日本校で、1982年に東京で開校しました。外国大学の分校として日本で最も長い歴史と最大の規模を誇り、2005年には文部科学省から外国大学の日本校として初めて指定を受けました。米国式カリキュラムに基づき、大学学部課程、大学院課程(教育学修士・博士課程、ロースクール、マネージメント修士)、アカデミック・イングリッシュ・プログラム、生涯教育プログラム、企業内教育プログラムの7つの課程で、世界約70カ国・地域から約4,000名が学んでいます。 |
学長(学校長) マシュー・ウィルソン |