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工学院大学・新宿区などが、2009年度新宿駅周辺地域・地震防災訓練を実施

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工学院大学・新宿区など新宿駅周辺の事業者からなる新宿駅周辺地域防災対策協議会が中心となり、10月15日(木)に震災時における駅周辺滞留者対策を目的とした訓練を実施する。

1.訓練の目的
 大地震が発生した場合、交通機関の停止により新宿駅周辺は多くの滞留者で混乱し、多数の傷病者が発生すると考えられているが、行政機関は膨大に発生する被害の全てに対応することは不可能になる。
 このため、新宿駅周辺地域では、2007年度に新宿駅周辺滞留者対策訓練協議会を立ち上げ、新宿駅周辺の滞留者対策防災訓練を実施し、さらに2009年度には新宿駅地域防災対策協議会として改変し、自助・共助・公助の役割分担による新宿ルール案を策定するなど、地域連携による地震防災対策を推進している。
 2009年度の訓練では、高層ビルである工学院大学新宿校舎における発災対応と安否確認、災害対策本部における情報集約、新宿駅西口地域本部における地域協働による情報集約と共有、などを目的とした地震防災訓練を実施し、新宿ルール案の推進と混乱防止対策の課題を浮き彫りにする。

2.訓練の内容
主  体:
新宿駅周辺滞留者対策訓練協議会
実施日時:
2009年10月15日(木) 13時30分から16時
実施規模:
約1,500名(予定)
想定地震:
実施日の13時30分に、首都圏で震度6弱以上の地震が発生
規模:マグニチュード7.3、震源地:東京湾北部、深さ:30~50キロメートル、風速:15メートル/秒
主な訓練:
(1)工学院大学・新宿校舎の発災対応型訓練(工学院大学新宿校舎・高層階)
(2)工学院大学・災害対策本部の情報集約訓練(工学院大学新宿校舎2階)
(3)新宿駅西口地域本部の情報共有訓練(工学院大学新宿校舎1階)
(4)体験型訓練(工学院大学新宿校舎1階)
(5)帰宅困難者支援情報提供ステーションの情報受発信訓練(新宿中央公園・新宿御苑)
(6)新宿駅東口地域本部の図上演習訓練(モア四番街)

注意:
 (1)から(4)の訓練を取材・見学の場合、13時までに工学院大学新宿校舎1階の受付にお越しください(13時30分から14時30分に全エレベータが停止します)。館内の取材は自由ですが、腕章を付けてください。訓練時には学生・教職員と共に積極的にご参加頂き、訓練の遂行に支障が生じないようお願いいたします。など詳細な内容は下記の資料1から3をご覧ください。
 なお、(5)・(6)の詳細内容は新宿区・区長室危機管理課にお問い合わせください。

3.訓練の特徴
 新宿駅周辺地域の特性(西口地域の高層ビル街、および東口地域の商業・歓楽街など)を考慮した地域連携による訓練を行う。
 2009年改正消防法に対応した超高層建築における震災対応の実践的な訓練を行う。
 新宿区役所を介した西口と東口の現地本部における地域情報の共有訓練を実施する。

4.問い合わせ先
訓練全体・訓錬(5)・(6)など:
新宿区区長室危機管理課 担当:藤林、酒井、櫻本
電話03-5273-4592
訓練(1)から(4)など:
工学院大学総務部総務課、または建築学科:久田、村上(訓練担当)
電話03-3342-1211(代表)