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明治大学が世界最大級のマンガ・アニメ・ゲームのアーカイブ施設 「東京国際マンガ図書館」(仮称)を2014年度を目処に設立!──10月22日(木)15:30から明大・紫紺館で記者発表

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明治大学では、世界最大級となるマンガ・アニメ・ゲームのアーカイブ施設「東京国際マンガ図書館」(仮称)を計画し、2014年度を目処に設立すべく準備を進めている。すでに、来る10月31日には、その先行施設となるマンガとサブカルチャーの専門図書館「米沢嘉博記念図書館」がオープンする運びとなっており、10月22日(木)15:30より、明治大学紫紺館にて記者発表を開催する。

 マンガやアニメをはじめとする日本のサブカルチャーは今や、輸出産業や文化交流においても、重要な役割を担うようになっている。また、長年にわたって国内の幅広い世代に支持されてきたことから、その時々の日本社会を鮮やかに映し出す鏡としても機能してきた。そして、これらの資料保存が我が国にとって重要であることは、政府でも提起されるようになっている。
 ところが、そのような文化・産業・学術にまたがる重要性を帯びているにも関わらず、その歴史や広がりを明らかにするために必要な体系的かつ複合的な資料の収集は、現在、公的な機関でもほとんどなされていないのが現状である。

 このような状況を背景に、明治大学では世界最大級となるマンガ・アニメ・ゲームのアーカイブ施設「東京国際マンガ図書館」(仮称)を計画し、2014年度を目処に設立すべく、準備を進めている。すでに、来る10月31日には、その先行施設となるマンガとサブカルチャーの専門図書館「米沢嘉博記念図書館」がオープンする運びとなっている。

 こうした中、明治大学では10月22日(木)に、下記の要領にて記者発表を開催し、内容の詳細について説明を行う。

【記者発表について】
・日  時: 2009年10月22日(木) 15:30~
・場  所: 明治大学 紫紺館 4階会議室
       (東京都千代田区神田小川町3-22-14)
・出 席 者: 土屋 恵一郎(明治大学教務理事)
       間宮 勇(法学部教授・学長室専門員長・マンガ図書館検討委員長)
       森川 嘉一郎(国際日本学部准教授)
       内記 稔夫(現代マンガ図書館館長) ほか

【施設の概要】
・名  称: 東京国際マンガ図書館(仮称)
・目  的: マンガ・アニメ・ゲームおよび関連分野の資料保存、ならびにその学術・文化的運用
・機  能: 複合アーカイブ施設(複数のコレクションからなる専門図書館およびミュージアム、シアター、催事場、研究室 ほか)
・予 定 地: 東京都千代田区猿楽町(明治大学駿河台キャンパス猿楽町地区内)
       ※各線・御茶ノ水駅、神保町駅、水道橋駅より徒歩6~8分程度
・完成目標: 2014年度
・収蔵対象: ◎マンガ・アニメ・ゲームおよび関連分野の図書・雑誌・同人誌
       ◎マンガの原稿、アニメの原画類・セル画・フィルム
       ◎アニメのパッケージソフト
       ◎業務用ゲームの筐体・基盤
       ◎家庭用ゲーム機およびパッケージソフト
       ◎キャラクター商品類、フィギュア     ほか

【収蔵済みコレクション】※2009年10月現在
◎故・米沢嘉博氏蔵書
 →マンガの雑誌・単行本・同人誌、サブカルチャー関連書(総計14万冊以上)
  ※同コレクションを核とした「米沢嘉博記念図書館」を
   2009年10月31日に先行施設としてオープン
  URL: http://www.meiji.ac.jp/manga/
◎ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館「おたく展」(星雲賞受賞)展示物
 →フィギュア約1万体を含む
◎アニメ原画・修正原画・レイアウト 415点
◎アニメセル画 90点
◎ポスター 120点
◎業務用ゲーム筐体 6点      ほか(継続収集中)

【ご協力】
◎現代マンガ図書館       ◎コミックマーケット準備会
◎アーケードゲーム博物館計画  ◎海洋堂
◎COMIC 1準備会       ◎COMITIA 実行委員会
◎独立行政法人 国際交流基金  ほか

設立主体  学校法人 明治大学

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 経営企画部 広報課
 TEL: 03-3296-4082

891 施設外観

892 故・米沢嘉博氏蔵書