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「学校建築を主軸とした『木・共生学』の社会システムの構築と実践」をテーマに進める、東洋大学のユニークな研究センターのシンポジウム。木造あるいは内装や架構に木を用いた学校建築が進んでいる今、「木」を使いやすい社会システムの構築について考える場とする。
東洋大学「木と建築で創造する共生社会研究センター(Wood & Architecture for Symbiosis Society Creation research Center/通称;WASS センター長 長澤悟)」では、「学校建築を主軸とした『木・共生学』の社会システムの構築と実践」をテーマに研究を進めている。
(※平成19年文部科学省学術研究高度化推進事業におけるオープン・リサーチ・センター採択事業)
近年、木造あるいは内装や架構に「木」を用いた学校建設が進んでいるが、これは「木」が、児童・生徒が健やかに成長する場をつくる素材として優れていることや、木の建築に対する人々の喜びの大きさ、地域の木造文化・技術の継承、地域経済の活性化、地域環境の保全、地球環境問題に対するCO2排出削減効果など、大きな意義と幅広い可能性があると考えられているからである。
一方、生産する「山」では、木は安いとはいえ、建設する「町」では木は高くて使えないという実態や、木の活用促進を図る上で、法規や基準や制度が調整されていない側面も指摘されている。
「山」と「町」を結び、専門分野や省庁等の枠を超えて「木を使いやすい社会システムの構築」が求められるいま、行政担当者、設計者、学校・教育関係者ほか、まちづくりや建設・建築に関わる方、地域の方々など、幅広い皆様に関係するこの話題について、意見を交換する場としたい。
参加費無料、どなたでも参加可能。
○日 時:11月7日(土)13時00分~17時00分
○場 所:東洋大学白山キャンパス スカイホール2号館16階
〔交通・地図〕http://www.toyo.ac.jp/access/hakusan_j.html
○申し込み方法:下記問い合わせ先へメールかファックスにて申し込み
木と建築で創造する共生社会研究センター 事務局
e-mail : wass@toyonet.toyo.ac.jp
Fax: 049-239-1336
WEBサイト: http://wass.toyo.ac.jp/
○プログラム
開会13:00
13:00~13:20:「WASSの研究目標とこれまでの活動」長澤悟(WASSセンター長、東洋大学教授)
13:20~14:00:基調講演「林業と地域再生」藤原 忠彦 氏(長野県川上村長)
14:00~16:50:研究活動報告およびディスカッション(各テーマ発表25分+議論20分)
□14:00~14:45 テーマ1「川上と川下をつなぐ木の学校づくりネットワーク」
司会:長澤 悟(WASSセンター長、東洋大学教授)
報告:花岡 崇一 氏(WASS客員研究員、森の贈り物研究会)/小崎 正浩 氏(栃木県茂木町教育委員会)
14:45~15:00:休憩
□15:00~15:45 テーマ2「人と学校をつなぐ木の室内環境」
司会:浅田 茂裕 氏(WASS客員研究員、埼玉大学教授)
報告:土屋 喬雄(WASS研究員、東洋大学教授)/小林 大介 氏(WASS客員研究員、横浜国立大学講師)
□15:45~16:30 テーマ3「意匠と構造をつなぐ木の学校づくり」
司会:工藤 和美(WASS研究員、東洋大学教授)
報告:松野 浩一(WASS研究員、東洋大学教授)/西方 里見 氏(西方設計)
□16:30~16:50 テーマ4「木の学校づくりをつなぐ発注書・仕様書の現状とこれからの役割」
司会:秋山 哲一(WASS研究員、東洋大学教授)
報告:浦江 真人(WASS研究員、東洋大学准教授)
16:50~17:00:シンポジウム総括 長澤悟(WASSセンター長、東洋大学教授)
閉会17:00
▼お申し込み・内容に関する問い合わせ先
東洋大学木と建築で創造する共生社会研究センター(WASS)
シンポジウム事務局 担当/松田 昌洋
TEL: 049-239-1432
FAX: 049-239-1336
E-mail: wass@toyonet.toyo.ac.jp
▼記事掲載・取材に関する問い合わせ先
東洋大学総務部広報課 担当/川俣 英里
TEL: 03-3945-7571
E-mail: mlkoho@ml.toyonet.toyo.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 東洋大学 |
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URL https://www.toyo.ac.jp/ |
住所 東京都文京区白山5-28-20 |
1887(明治20)年、哲学者・井上円了によって創立された東洋大学は、「諸学の基礎は哲学にあり」を建学の精神として掲げる私立大学。東洋大学の考える「哲学」とは、つねに疑問と好奇心を持ち、自ら考える力を養うこと。全国から約3万人の学生が在籍し、文系・理系合わせて14学部15研究科の幅広い学問領域から学べる総合大学です。 |
学長(学校長) 矢口 悦子 |