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第16回「世界の教科書展-スペインの教科書-」を開催――文教大学教育研究所主催

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文教大学教育研究所(埼玉県越谷市)は、今年度で第16回を迎える「世界の教科書展」として「スペインの教科書展」を開催する。

 世界で2番目に多い41の世界遺産(2009年9月現在)を有し、闘牛やフラメンコに代表される『太陽と情熱の国』というイメージが強いスペイン王国は、歴史的にも大航海時代に“太陽の沈まない国”といわれたスペイン・ハプスブルク帝国の覇権や、新大陸を発見したコロンブス、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエル等を輩出した国として知られている。

 しかし、その地理・歴史的経緯から、17の自治州に12の民族が共存し、8つの言語が用いられている多民族・多言語の社会であることは、その華やかで彩り豊かな歴史や文化に比して、日本ではあまり知られてはいない。

 ガリシアやバスク等の自治州において各地方言語での授業も行われるなどの多様性を内包する一方、ヨーロッパ連合(EU)の 統合に伴い、義務教育の2年延長や8歳からの英会話の導入など、国際的な枠組みの中で、急激な変化に対応するための新たな教育のあり方を模索するスペインの現代の姿を、教科書や資料を通して感じ取れる。
 今年は、こうしたスペインの初等・中等教育の各教科の教科書を展示する。
 
 開催期間中は、越谷校舎の学園祭「藍蓼祭」も行われている。

 期間 : 2009年10月30日(金)~11月1日(日)  9時30分~16時30分
 会場 : 文教大学越谷校舎 8号館8201教室
 入場 : 無料
 主催 : 文教大学教育研究所

▼本件に関する問い合わせ先
 文教大学学園 法人事務局広報マーケティング室
 東京都品川区旗の台3-2-17
 TEL: 03-3783-7511 
 FAX: 03-3783-2600
 http://www.bunkyo.ac.jp/index.htm