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　政権交代の年となった2009年。今ほど、行き過ぎた市場主義でも“大きな政府”でもなく、市民・市場・政府がそれの役割を分担する、広い意味でのPPP（Public/Private Partnership）が必要な時代はないといえる。

　東洋大学では、官・民・市民の連携により地域再生を実現する世界的な概念であるPublic／Private Partnership（略称PPP；「公民連携」）の社会的必要性に着目し、2006年4月に「公民連携」を専門的に学ぶ日本初の社会人大学院、経済学研究科公民連携専攻（修士課程）を開設している。

　今回、同大が開催する国際フォーラムでは、世界でもっとも注目されるPPP事例、米国サンディ・スプリングス市（人口10万人規模でありながら、市職員はわずか4人ですべての実務を民間企業1社に委託している完全PPP都市）に焦点をあて、同市の発案者および現在の市のシティ・マネージャーを招聘。そのほかにも、フランス、韓国でのPPPの事例もゲストから紹介いただく。

○日　時：　2009年11月30日（月）13：30～17：00
○会　場：　東洋大学白山キャンパス　井上円了ホール　
〔地図〕　http://www.toyo.ac.jp/access/hakusan_j.html
○入場無料・同時通訳付き

○申込は下記フォームから
http://www.pppschool.jp/article/13145350.html

■第4回国際フォーラム　“2010年代のPPP”　～市民・市場・政府の役割の再起動～

＜プログラム＞
13:30　挨拶 “政権交代とPPP”塩川正十郎（東洋大学総長）
13:45　講演１　“完全PPP都市サンディ・スプリングスの現実”　
　　ジョン・マグダーナ氏（サンディ・スプリングス市シティ・マネージャー）　
14:30　講演２　“フランスのPPPの過去・現在・未来”　　
　　ピエール・ヴァン・デ・バイバー氏（フランスPPP協会ジェネラルマネージャー）
15:30　パネルディスカッション
　　オリバー・W・ポーター氏（サンディ・スプリングス市設立準備委員長）
　　ジョン・マグダーナ氏（サンディ・スプリングス市シティ・マネージャー）
　　ピエール・ヴァン・デ・バイバー氏（フランスPPP協会ジェネラルマネージャー）
　　趙　佑鎭氏（多摩大学経営情報学部准教授）　
　 根本　祐二（東洋大学経済学部教授）

司会：サム 田渕（東洋大学大学院教授）
17:00　閉演／ポーター氏の著書サイン会　
　
★書籍の紹介
『自治体を民間が運営する都市～米国サンディ・スプリングスの衝撃～』
詳細はこちら→ http://www.toyo.ac.jp/news/detail_j/id/1613/

主催：東洋大学
後援：（予定含む）
日本政策投資銀行、日本プロジェクト産業協議会、都市みらい推進機構、日本経済研究所、アンジェロセック、鹿島建設、清水建設、大新東、大成建設、大和ハウス工業、日建設計総合研究所、野村證券、ヒューリック、三井不動産、時事通信社

★東洋大学大学院経済学研究科公民連携専攻　http://www.pppschool.jp/
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“公民連携”は「公」の財政制約の顕在化、地域経済の維持困難化などを背景に、地域再生の有効な手段として注目を集めている。同専攻は「公民連携白書」の発行や特定の地方自治体と協定を締結して地域が抱える具体的な課題を解決する「地域再生支援プログラム」など、積極的な活動を展開。詳細はWEBサイトで。

▼シンポジウムの内容および当日の問い合わせ先
　東洋大学大学院経済学研究科公民連携専攻
　担当：根本祐二・藤塚美帆子
　TEL：　03-3231-1021（平日14：00～22：00）
　FAX：　03-3231-1610
　E-mail：　ml-ppp@ml.toyonet.toyo.ac.jp　

▼取材および記事掲載等の問い合わせ先
　東洋大学総務部広報課
　担当：川俣　英里
　TEL：　03-3945-7571
　E-mail：　mlkoho@ml.toyonet.toyo.ac.jp