明治大学

高さ10・6m、幅11・4m…“上を目指す”明大生──明治大学が体育館に「クライミングウォール」を設置 ~国内の教育機関で最大規模 学生の筋力やバランス感覚向上に期待~

大学ニュース  /  教育カリキュラム  /  施設設備  /  スポーツ

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

明治大学・和泉キャンパス(東京都杉並区)の和泉体育館内にこのほど、高さ10.6m、幅11.4mの「クライミングウォール」が設置された。ロープを使用するロープクライミングゾーン2面、ロープを使用せずに低い壁面を登るボルタリングゾーン2面の計4面からなり、オーバーハング最大3・6m、最大斜度130度を誇るなど、サイズは国内の教育機関でも最大規模を誇る。体育の授業で主に使用されるほか、山岳部などの部活動にも使用される。

 クライミングウォールは、民間のジムなどでよく見られるようになったが、学校内における設置は珍しい事例となる。
 導入の主な目的は、体育の授業において、雨天時でも室内で実施できる種目を増やすことである。近年、子供や若者の体力低下が問題視されているが、クライミングウォールによる運動で学生の筋力アップやバランス感覚向上が期待できることもあり、他の大学などでも導入事例が増えているようだ。ウォールは鉄骨と木材で造られており、当然、本物の岩石ではないが、「学生が自然環境に興味を持つよう疑似体験をさせたい」(和泉体育館)とのねらいもある。

 普段は学生が利用するが、11月28日(土)には、教職員と家族を対象とするフリークライミングの体験講習会も開催される。

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課
 担当:西川
 TEL: 03-3296-4082

984