工学院大学

工学院大学が、12月13日に福島県鏡石町で「出張理科教室」を開催

大学ニュース  /  イベント  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

12月13日(日)、福島県鏡石町で同町教育委員会の要請に基づいて、学校法人工学院大学は「出張理科教室」を開催する。地元の小・中学生に理科に対する知識を深め、想像力・思考力や実践力を養うための実験や楽しい工作などを体験してもらう。

 学校法人工学院大学は、創立以来、理科教育・研究活動に専念し、その活動の中で理科教育に関わるノウハウを蓄積してきた。また、学園が構築してきた理科教育に関わる諸機能を利・活用した事業を常に模索し展開してきた。しかし我が国では、青少年の理科離れが憂慮され、科学技術立国としての存続が危ぶまれている状況にありながらも、依然としてこの傾向は止まってはいない。このような背景から、本学では、学園として理科教育面における地域社会への貢献事業を組織的に、かつ継続的に取り組むため、2008年度に「理科教育センター」を設置して各種事業を積極的に展開している。

 理科教育センターでは、本学園創立125周年を3年後に迎えるにあたり、同記念事業の一つとして「理科教室」を主要地方都市で開催する。これは、毎年夏に本学八王子キャンパスで開催している「わくわくサイエンス祭 理科教室」の出張版である。「わくわくサイエンス祭 理科教室」は、本年夏の開催で16回目となり、毎年7,000名の小学生・中学生・高校生が訪れ、用意された80テーマほどの理科実験を楽しみ学んでおり、これまでの参加者総数は、すでに10万人に達する大学が開催する国内最大規模の祭典となっている。また、「わくわくサイエンス祭 理科教室」の支援者として参加している学生達にとって、コミュニケーション能力やデザイン能力等の育成を目指す理科・工業教育の実践プログラムと位置づけられ、これにより明確な効果が検証されたことから、2004年には、文部省によりその実績が高く評価され、「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に選定された。この「わくわくサイエンス祭 理科教室」の縮小版を「出張理科教室」として地方都市で開催しようというものである。

 本学から大学生・大学院生約65名、大学教職員約15名(法人理事、大学学長を含む)、高大連携高等学校生徒約50名、同教諭約2名、本学学園同窓生約5名らが前日の12月12日に鏡石中学校に入り、設営・準備し、翌日13日に地元の小学校・中学校・高等学校の生徒約500名を迎え、10のテーマで理科実験を展開する。

■開 催 日:  2009年12月13日(日)
■開催場所:  福島県鏡石町立鏡石中学校
           (福島県岩瀬郡鏡石町旭町158)
■開催時間:  開 会 式   9:10~
            開  催   9:30~14:45
■対  象:  鏡石町内に在住の小学1年生から中学3年生
         (小学校低学年は保護者同伴) 定員500名
          管内小・中学校職員
          県南管内高等学校理科担当教職員
■演示テーマ:  全10テーマ
        午前の部     9:30~11:45
        昼休み      11:45~12:30
        午後の部     12:30~14:45

▼本件についての問い合わせ先
 学校法人工学院大学 理科教育センター
 TEL: 03-3340-2438
 FAX: 03-3345-0228

993 鏡石出張理科教室案内(クリックで拡大)