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明治大学がヨーロッパを代表するマンガ評論家、ティエリ・グルンステン氏を招待し、特別国際シンポ「ヴィジュアル・カルチャーと漫画の文法」を23日(水)に開催 ~作家・荒俣宏氏らも出演、漫画や視覚文化について議論~

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ヨーロッパを代表するマンガ評論家で、視覚文化一般にも深い造詣を持つティエリ・グルンステン氏をフランスから招いての特別国際シンポジウム「ヴィジュアル・カルチャーと漫画の文法」(主催:明治大学国際日本学部)が12月23日(水)、明大駿河台キャンパスで開催される。

 シンポジウムは二部構成となっており、一部ではグルンステン氏の著書の題名でもある『線が顔になるとき』をテーマに、博識で知られる作家・博物学者の荒俣宏氏と、本学国際日本学部の高山宏教授が、視覚文化論を縦横無尽に語り合う。

 また二部では、これもグルンステン氏の著書名である『マンガのシステム』をテーマに、グルンステン氏本人と、著書『サルでも描けるまんが教室』で有名な竹熊健太郎氏、『テヅカ・イズ・デッド―ひらかれたマンガ表現論へ』を著した伊藤剛氏の評論家3人が、漫画をめぐり熱い議論を繰り広げる。最後には、高山教授とグルンステン氏がまとめの対談を行う予定。

◎特別国際シンポジウム「ヴィジュアル・カルチャーと漫画の文法」
【日時】 2009年12月23日(水・祝) 午後1時半~6時
【場所】 明治大学駿河台キャンパス・リバティホール(リバティタワー1階)
      ※下記キャンパスマップをご参照ください

・ティエリ・グルンステン氏
(Mr. Thierry Groensteen)
【プロフィール】
 1957年、ベルギー生まれ。ヨーロッパを代表するマンガ理論家・評論家の一人。商業的な批評雑誌『カイエ・ド・ラ・バンドデシネ』の編集長を長らく務め、1993年~2001年には、フランス国立マンガ美術館館長を務める。その後、自ら出版社『ラン・ドゥー』を立ち上げ、ヨーロッパ視覚芸術高等学院で教鞭もとっている。
 主な著書に、マンガ一般の仕組みを追求した『マンガのシステム』(野田謙介訳、青土社、2009年)や、『線が顔になるとき』(古永真一訳、人文書院、2008年)などがある。

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課
 担当:西川
 TEL: 03-3296-4082

1024 ティエリ・グルンステン氏 (photo:TAISUKE YOSHIDA)

1025 明治大学駿河台キャンパス マップ (クリックで拡大)