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聖学院大学が2010年度入学予定者を対象に「入学前準備教育」を実施

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聖学院大学(埼玉県上尾市)では、推薦入試やAO入試等で入学手続きを終えた2010年度入学予定者(希望者)を対象として、2~3月に「入学前準備教育」を実施する。これは、大学で必要な基礎学力を確認し、補うことを目的とする特別授業で、今年で10年目を迎える。英語・数学・小論文、コンピュータ教育の科目を約10日間のスクーリングで行う同講座は、毎年高い評価を受けている。

 聖学院大学(埼玉県上尾市)では、入学予定者(希望者)を対象に、「入学前準備教育」を毎年実施している。これは、大学で学んでいくための基礎学力を確認し、補うための同大オリジナルの教育プログラム。実施は今年で10年目を迎えるが、受講生は入学後、成績が確実に伸びているという実績がある。また、入学前にキャンパスに親しむことで、友達も増え、4月から不安なく大学生活が始められるというメリットもある。
 
 このような教育は「リメディアル教育」と呼ばれ、近年多くの大学で実施されているが、同大は全国に先駆けて実施。内容も高く評価され、マスコミからも注目を集めてきた。民間企業が調査する「学生への面倒見がよい大学」ランキングなどで毎年上位に名前が挙がるのも、このような取り組みが評価されたものと言える。
 
 同大の入学前準備教育の特徴として、
(1)学内で企画、運営を行い、スクーリング中心であること。
   また、全国でも約10日間にわたって実施しているところはない。
(2)講師は同大が直接契約しており、講師が制作するオリジナルの教材を利用。
(3)小論文の添削、各受講生との個人面談は、同大の学生を中心に行われている。
(4)昨年度は小論文授業の中で、阿久戸光晴学長による絵本をテキストとした授業を実施。
   入学前に学長による授業が行われるのは同大だけである。
(5)昨年度からネイティブの先生、スタッフがすべてのプログラムをリードする
   「English Day」を実施している。
などが挙げられる。
 
 内容も、入学後にたくさん書くことになるレポート・論文作成能力を高める「国語表現力」、大学での講義やパソコン・インターネット利用に必要な「英語基礎」、「数学基礎」など、大学のみならず実社会に出てからもよく使うもので構成されている。数学では、実際に公務員試験に出された問題、英語は洋楽や童話、メール、ショッピングサイトなどを教材にした実践的な講座となっている。


 なお、昨年2月の受講者は141名、3月は39名。大学ホームページでは、運営スタッフによるブログや昨年の様子が分かる写真を公開している。
 http://nyugakumae.d2.r-cms.jp/
 
◆2010年度「入学前準備教育」日程
【2月講座】 11日間
 2月5日(金)、8日(月)、9日(火)、10日(水)、15日(月)~19日(金)、22日(月)、23日(火)
【3月講座】 11日間
 3月5日(金)、8日(月)~12日(金)、16日(火)、23日(火)~26日(金)
※2月18日(木)はEnglish Day(ゲームやスポーツ、自己紹介など英語に親しむプログラムを実施)
 
●聖学院大学(学長:阿久戸光晴 住所:埼玉県上尾市戸崎1-1)
1988年設立。大学は3学部6学科(政治経済/コミュニティ政策/欧米文化/日本文化/児童/人間福祉)のほか、大学院、総合研究所を有する。
 
▼本件に関する問い合わせ先
 聖学院大学 広報課
 埼玉県上尾市戸崎1-1
 TEL: 048-780-1707
 FAX: 048-725-6891
 E-mail: pr@seig.ac.jp
 http://www.seigakuin.jp/