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神奈川大学の新学長に中島三千男現学長の再選が決定

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神奈川大学は、中島三千男現学長の任期満了に伴う次期学長選挙の結果、中島三千男(なかじまみちお)の再選を決定。1月29日の評議会の議を経て、2月5日の理事会で学長の任用を決定した。次期学長の任期は、2010年4月1日から2013年3月31日までの3年間。

 神奈川大学は、中島三千男現学長の任期満了に伴う次期学長選挙の結果、中島三千男(なかじまみちお)の再選を決定し、1月29日の評議会の議を経て、2月5日の理事会で学長の任用を決定した。
 
 次期学長の任期は、2010年4月1日から2013年3月31日までの3年間。

【神奈川大学 新学長】
 中島 三千男 (なかじま みちお)
 1944年7月生まれ(65歳)
 現在神奈川大学学長(一期目)、外国語学部教授
 専門は、日本近現代思想史

【プロフィール】
 1944年福岡県生まれ。福岡県立小倉高等学校卒業後、京都大学文学部に入学。
 史学科国史学専攻を卒業した後、京都大学大学院文学研究科国史学専攻修士課程に進学し、文学修士の学位を受ける。さらに博士課程に進学、単位取得後退学する。
 奈良大学文学部講師を経て、1980年神奈川大学外国語学部助教授として赴任後、1992年教授となる。外国語学部長、副学長、神奈川大学21世紀COE拠点形成委員会委員長、学校法人神奈川大学理事などを歴任。2007年4月に神奈川大学学長に就任。2010年4月より二期目を務める。
 専門は、日本近現代思想史。特に近代日本における国家と宗教、近代天皇制思想の研究。具体的には、(1)国家神道、(2)海外神社、(3)天皇の代替わりと国民統合、(4)代替わり儀式と帝国の形成、(5)大山崎地域史、等の研究を手掛ける。

【主な著作・論文】
 『天皇の代替わりと国民』(単著 青木書店、1990年10月) 
 『概論日本歴史』(共編著 吉川弘文館、2000年5月)
 『山城国大山崎荘の総合的研究(第二次)』(編著 2002年度~2004年度日本私立学校振興・共済事業団「学術研究振興資金」研究成果報告書、2005年3月)
 『<明治憲法体制の確立>と国家のイデオロギー政策』(単著 『展望日本歴史・第19巻・「明治憲法体制」』東京堂出版、2002年2月)
 『明治天皇の大喪と帝国の形成』(単著 『岩波講座・天皇と王権を考える・第5巻・王権と儀礼』岩波書店、2002年7月)
 『<靖国>問題に見る戦争の記憶』(単著 『歴史学研究』大会特集別冊号、2002年10月)
 『海外神社』(単著 歴史科学協議会編 『歴史をよむ』 東京大学出版会、2004年11月)
 『海外神社跡地に見る景観の変容』(単著 神奈川大学21世紀COEプログラム調査研究資料I『環境と景観の資料化と体系化にむけて』神奈川大学21世紀COEプログラム研究推進会議、2004年12月)
 『旧満洲国における神社の設立について』(単著 木場明志他編『日中両国の視点から語る植民地期満洲の宗教』 柏書房、2007年9月)

▼本件に関する問い合わせ先
 神奈川大学 学長室
 TEL: 045-481-5661(代表)
 http://www.kanagawa-u.ac.jp/

1097 神奈川大学 中島三千男 新学長