ものつくり大学

2010年4月から「ものづくり市民工房」を開講~建築士受験資格が取得可能になる画期的な生涯学習プログラム――ものつくり大学

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ものつくり大学は2010年4月から、主に社会人を対象にした履修証明プログラム「ものづくり市民工房」を開講する。2年間で建築士の受験資格を取得できるのは、大学の学習課程としては初めて。同大では、文部科学省が推進する「履修証明制度」の好事例となる本格的な特別課程として期待している。

 ものつくり大学(埼玉県行田市)は、2010年4月から、履修証明プログラム「ものづくり市民工房」を開講する。対象は主に社会人を想定しているが、高校卒業程度の学力があれば入学可能だ。
 
 コースは以下の4つで、受講期間はいずれも1年間。
 〈1〉初級コース(木造建築全般。基礎)
 〈2〉中級コース(主に〈1〉の修了者対象。応用)
 〈3〉日曜大工コース(木工の基礎実習)
 〈4〉セルフビルドコース(木工の応用実習)
 
〈1〉〈2〉の修了で建築士を目指すことができる。〈3〉〈4〉は趣味と実益、〈3〉は基礎技能、〈4〉は別荘建築などの応用レベル。詳細は、同大ホームページを参照のこと。
 http://www.iot.ac.jp/kobo/index.html
 
 このプログラムは文部科学省が推進する「履修証明制度(※)」にのっとった取り組みで、修了者に発行される履修証明書は、「ジョブ・カード制度」における「職業能力証明書(ジョブ・カード・コア)」として位置づけられる。さらに、2年間の課程(初級および中級コース)を修了し、建築士指定科目の中から所定の単位を修得した者には、二級建築士及び木造建築士の受験資格が与えられる(申請中)。
 
(※)履修証明制度: 学校教育法第105条に基づく特別の課程を編成し、これを修了した者に履修証明書を交付する取り組み。積極的な社会貢献を促進するため、社会人等の学生以外の者を対象とした一定のまとまりのある学習プログラム(履修証明プログラム)を開設し、その修了者に対して法に基づく履修証明書を交付できる。
 
 
▼本件に関する問い合わせ先
 ものつくり大学
 学務部企画専門員 窪田岳領
 埼玉県行田市前谷333番地
 TEL: 048-564-3896
 FAX: 048-564-3201
 Email: kubota@iot.ac.jp