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就職活動は、大学入学前から! 新入生保護者向けガイダンス「親の就活学」を開催――帝京大学

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帝京大学では、入学式前の3月29日、新入生の保護者を対象にキャリアガイダンスを開催。同大でキャリア形成・就職支援の講義を行う元NHKアナウンサーの森吉弘氏が、就職活動の流れや子どもとの関わり方などを講演し、約500人の保護者が耳を傾けた。

 帝京大学では2010年3月29日に、近年の就職状況を踏まえ、新入生の保護者向けキャリアガイダンスとして『就職戦線を勝ち抜くための「親の就活学」』を開催した。

 同大では4年前から新入生向けに、これからはじまる大学生活を将来に向けてどう過ごすかを考えるために「新入生のための自分流キャリアデザインマップ」と題したキャリアガイダンスを入学前に実施しているが、新入生の保護者を対象としたガイダンスは初の試みで、約500人の保護者が参加した。
 講師は、同大総合教育センター特任講師の森吉弘氏。NHKアナウンサーとして活躍する一方で、大学生の就職活動を指導する「森ゼミ」を立ち上げた。退職後は同大においても「社会人基礎力養成」「キャリアデザイン演習」などのキャリア関連科目を担当するなど、帝京大学生のキャリア形成・就職支援を行っている。

 講演では、保護者世代が就職した頃と大幅に変わった近年の早期化が著しい就職活動の流れ、採用の方法、企業が求めている学生像などを解説。その後、大学生になる子どもを持つ親として、子どもとの関わり方、接し方などを講演した。

 森氏は、企業が新卒者に求める能力としてコミュニケーション能力を挙げ、「大学時代にあらゆる世代、初対面の人とでもスムーズに会話をできるようなものの見方、考え方を身につけることが重要である」と指摘。またそのためには「大学生活でどんな活動をして、そこから何を学び、どう成長したかを語れる素材を見つけること」が大切で、そのような大学生活を子どもたちが過ごせるよう、親の心構えとして、(1)まずは褒めてアドバイスをする、(2)子どもと言葉を使った関わりを大切にする、(3)失敗から反省し、次の行動へ繋げられるようサポートすることが大切であると語った。

 講演を聞いた保護者からは「就職難がマスコミで取り上げられる中、不安ばかりが先行していたが、実際の就職活動の流れや状況を理解することができ、これから始まる大学生活の過ごし方について子どもと話すきっかけができました」などの感想が寄せられた。

 新入生たちは4月4日に入学式を迎える。同大は、低年次から将来を考えるためのキャリア関連科目を39科目開講。新入生の4年間かけてのキャリア形成がスタートする。


▼本件に関する問い合わせ先
 帝京大学八王子キャンパス 広報グループ
 〒192-0395 東京都八王子市大塚359
 TEL: 0120-508-739
 FAX: 042-674-8883
 E-MAIL: h_kouhou@main.teikyo-u.ac.jp
 URL: http://www.main.teikyo-u.ac.jp/

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