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工学院大学が「災害医療にとってのDCP(District Continuity Plan)~帰宅困難と治療困難~ワークショップ」を開催

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工学院大学では、5月11日(火)に「災害医療にとってのDCP(District Continuity Plan)~帰宅困難と治療困難~ワークショップ」を開催する。首都圏直下型地震が発生した場合の大規模ターミナルにおいて救えるべき“いのち”を守るために、地元事業者や行政・医療機関・大学とのコラボレーションで何ができるかを考える。

 工学院大学では、文部科学省・新規学習ニーズ対応プログラム「首都直下地震に備える施設管理者への減災対策および復旧復興マネジメント教育プログラム」の助成を受け、平成21年度より防災管理者等を対象とした「新都心の地域減災セミナー」や関連イベントなどを実施している。
 
 同セミナーでは、超高層建築など大規模建築物の震災対策(消防計画への対応など)を同大などの実例を交えて講習を行うとともに、セミナーを通じて、顔の見える地域防災ネットワークづくりとDCP(District Continuity Plan)を推進している。
 平成21年度は、定員を大幅に上回る参加があり、参加者からは自社の防災訓練で大変参考になったなどの声をいただいた。平成22年度も、5月からさらなる実践的な内容を盛り込んでセミナーを開催する。

 一方、財団法人都市防災研究所は、「東京都DCP構想モデル地区検討委員会」等での検討成果をもとに、平成21年7月から、新宿駅およびお茶の水駅周辺を対象とした「医療業務地区DCP施設連携構想検討委員会」を発足している。
 同委員会には、救急医療・建築学・地震工学・都市工学などの専門家、厚生労働省・東京都・千代田区・新宿区などが参加し、震災時の医療業務にかかるDCPについて具体的検討を進めている。
 
今回は、これらの活動を広く地域の方々に知ってもらうため、「新都心の地域減災セミナー」を主催する同大と、「医療業務地区DCP施設連携構想検討委員会」を主催する財団法人都市防災研究所が「災害医療にとってのDCP(District Continuity Plan)~帰宅困難と治療困難~」をテーマに、合同でワークショップを開催する。

◆「災害医療にとってのDCP~帰宅困難と治療困難~」プログラム
 ・日時 2010年5月11日(火) 14時~18時
 ・場所 工学院大学新宿キャンパス 3階アーバンテックホール
 ・先着200名 (無料・要申込)
 (以下敬称略)

□開会挨拶
 工学院大学 副学長/ BCP教育プロジェクト幹事 長澤 泰
□講演
 明治大学大学院 ガバナンス研究科 教授 青山 佾
 横浜国立大学 工学部建設学科 教授 佐土原 聡
 明治大学大学院 ガバナンス研究科 特任講師 佐々木 一如
 工学院大学 BCP教育プロジェクト代表/ 工学部建築学科 教授 久田 嘉章
□パネルディスカッション
 (コーディネーター:財団人都市防災研究所 理事長/東京大学都市工学科 教授 小出 治)
 東京医科大学 救急医学講座 教授 太田 祥一
 新宿区保健所 担当者
 千代田区まちづくり推進部 地域まちづくり担当課 課長補佐 小俣 富士雄
 明治大学大学院 ガバナンス研究科 特任講師 佐々木 一如
 工学院大学 BCP教育プロジェクト幹事/工学部建築学科 准教授 村上 正浩
 財団法人都市防災研究所 事務局長 守 茂昭
□特別講評
 財団法人都市防災研究所 会長/早稲田大学 特命教授 伊藤 滋
□閉会

ワークショップ詳細 http://www.kogakuin.ac.jp/bcp/data/2010.5.11preworkshop.pdf
セミナーHP http://www.kogakuin.ac.jp/bcp/schedule.html

▼本件に関する問い合わせ先
 工学院大学 事業部BCP事務局(エクステンションセンター内)
 〒163-8677 東京都新宿区西新宿1-24-2
 TEL: 03-3340-1613 
 FAX: 03-3340-0978