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文教大学情報学部広内研究室がCGコンテンツの3D立体表示で特許取得――特許権者は文教大学学園、発明者は広内哲夫教授

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文教大学情報学部(茅ヶ崎市行谷1100、坪井順一学部長)広内哲夫研究室では、ウェブのCGコンテンツ(仮想世界)を3D立体映像で表示するソフトウェアの研究開発を行っている。昨年9月末には、この原理に関する特許を申請。今年4月に特許を取得した。特許権者は文教大学学園で、発明者は広内哲夫教授。

 今回の特許申請は、申請から確定まで7か月という異例の速さで特許が認められた。特許の内容は、ウェブの仮想世界を3D立体映像で表示するソフトウェアを実現するための原理的な枠組み(アルゴリズム)に関するもの。この枠組みに基づいて開発されたソフトウェアはリアルタイムで立体情報を生成し、その情報を用いたウェブブラウザのプラグインソフトが仮想世界のレンダリング(描画すること)を行い、3D立体映像を生成するというものだ。

 広内哲夫研究室では、この枠組みに基づいて立体視ビューアを開発し、昨年「横浜こども科学館」で開催された企画展『3D!脳と目のびっくり展』に出展した。ゼミ生達によって制作された仮想世界は3D立体映像で上映され、多くの子ども達が「飛び出すCG映像」の迫力を楽しんだ。
 
 現在も同科学館では、継続して立体視ビューアを用いて「旧モーガン邸」の3D立体映像(注1)を公開上映(期間は2011年3月まで)している。なお、横浜駅西口にある「文教大学学園コミュニケーションセンター」(注2)でも、近日中に同様の3D立体映像を公開する予定だ。

 ※注1および注2の説明は【参考資料】を参照。

▼本件に関する問い合わせ先
 文教大学 法人事務局広報マーケティング室
 担当:草薙
 東京都品川区旗の台3-2-17
 TEL:  03-3783-5511
 FAX:  03-3783-2600