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工学院大学が日本初の「建築学部」誕生を記念し、連続シンポジウムを開催

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工学院大学では2011年4月に、日本初の「建築学部(設置申請中)」が誕生。これに伴い、「日本初『建築学部』誕生(設置申請中) 記念連続シンポジウム」を開催する。5月25日(火)の第1回目では、「建築をつくる楽しさを語り合う」をテーマに、赤瀬川原平氏と南伸坊氏を招き、藤森照信教授とのトークセッションを開催する。

 工学院大学では2011年4月に、日本初の「建築学部(設置申請中)」が誕生する。
 同学部は、現在、工学部に属する第1部(昼間部)建築系2学科を再編・拡充して、「まちづくり学科」、「建築学科」、「建築デザイン学科」の3学科から構成され、社会の多様なニーズに応える工学の枠を越えた新たな建築学の「知」を創造することを目指す。

 これに伴い、同大では「日本初『建築学部』誕生(設置申請中) 記念連続シンポジウム」を開催。受験生とその父母の皆様をはじめ、建築界のみならず、教育界、産業界、一般社会の皆様に新しい「建築学部」が目指す「知」の面白さを真っ先に体験していただく。

◆第1回 「建築をつくる楽しさを語り合う」
【日時】 
 2010年5月25日(火) 18:00~19:45
【会場】
 工学院大学新宿キャンパス1階アトリウム
【プログラム】
 17:00 受付開始
 18:00 開会あいさつ:工学院大学副学長 長澤泰
 18:10 藤森照信教授、赤瀬川原平氏、南伸坊氏3氏によるトークセッション
      「建築をつくる楽しさを語り合う」
 19:40  閉会あいさつ:工学院大学学長 水野明哲
 19:45  閉会
        総合司会:工学院大学建築都市デザイン学科主任教授 後藤治
※予約不要、先着順受付(定員500名)
※参加者多数の場合、入場制限有

【第1回記念シンポジウム概要】
 同大建築学科に、今年度東京大学から着任した藤森照信教授は、1980年代以降のわが国建築界を牽引してきた一人として、その建築作品には、漆喰や土や木材など地域に根ざしたさまざまな自然素材を積極的に用い、唯一無二の建築造形を創造している。さらに、自ら率いる「縄文建築団」がその施工にも関わるなど、どの作品も建築をつくる楽しさが満ちあふれている。
 第1回のシンポジウムでは、「建築をつくる楽しさを語り合う」をテーマに、赤瀬川原平氏、南伸坊氏を招き、藤森教授の3名によるトークセッションを開催。藤森教授と長年にわたり「路上観察学会」、「縄文建築団」で建物を観察することやつくることの楽しさを分かち合ってきた3氏が、映像と共に思い出や裏話など膝を交えて語り合う。

【出演者プロフィール】
●藤森 照信
 工学院大学建築学科教授。建築家、建築史家。日本建築学会論文賞ならびに作品賞受賞の経歴を持ち、専門の建築史学にとどまらず広範な内容の著作も多数発表。多くの建築作品も手掛ける一方、展覧会を開催するなど幅広い活動を行う。

●赤瀬川 原平
 前衛美術家、随筆家、作家。ポップアートの先駆的活動を展開し、後に画家、イラストレーターとして活躍。その一方で作家としても活動し、「父が消えた」で第84回芥川賞、「雪野」で野間文芸新人賞を受賞。最近では「老人力」注目を浴びた。路上観察では「トマソン」の名付け親。

●南 伸坊
 イラストレーター、エッセイスト、漫画家。赤瀬川原平氏に学び、その後、雑誌『ガロ』の編集長などを経てフリーに。本の装丁やゲームのキャラクターデザインも手掛けるなど幅広い活躍が目立つ。

【第1回シンポジウムポスター】
 http://www.kogakuin.ac.jp/events/201005/1301.pdf

◆今後の開催予定 
 ●第2回シンポジウム・記者会見
  【日 時】2010年7月8日(木)
  【会 場】工学院大学新宿キャンパス3階アーバンテックホール
  【出演者】隈研吾先生[建築家・東京大学教授]+吉田倬郎教授+藤森照信教授

 ●第3回シンポジウム
  【日 時】2010年9月27日(火)
  【出演者】伊東豊雄先生+木下庸子教授+藤森照信教授

 ●第4回シンポジウム
  【日 時】2010年11月15日(月) 
  【出演者】藤本壮介先生+倉田直道教授+藤森照信教授

▼本件に関する問い合わせ・連絡先
 工学院大学広報部 担当:加藤・竹下
 TEL: 03-3340-0126
 FAX: 03-3340-2440
 E-mail: koho@kogakuin.ac.jp