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口蹄疫の被害農家支援「大学生に何ができるか…」 ~明治大学の学生が、募金活動と署名活動に立ち上がる

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家畜伝染病「口蹄疫」の被害に遭った宮崎県の農家の方々のお役に少しでも立てればと、明治大学の学生有志が、現地支援のための募金活動や、国に全面支援を求める署名活動に立ち上がった。ゼミやサークルなどを通じて参加者を増やし、これまでに約5万円の募金と約200人分の署名を集めた。今後も募金に加え、農家の方々への寄せ書きも集めて現地へ送る。

~ゼミやサークルに広がる支援の輪 これまでに約5万円、署名約200人分を集める~

 活動をスタートさせたのは、文学部4年の本宮弘康さん。「大学生の自分にも何かできることはないか…」との思いで、中学時代の同級生だった農学部3年の岩瀬卓也さんに声をかけた。本宮さんが聴講生として参加する商学部・福田邦夫ゼミのほか、呼びかけに応じたローバースカウト部(体育会)や酪農科学研究部(サークル)のメンバーも参戦。5月末からこれまでに計6日間、数十人の学生たちが地元農家の悲痛な声を集めたチラシを配りながら、2つのキャンパスで声をからして募金と署名への協力を訴えてきた。これまでに集まった募金は4万8621円、署名は193人分にのぼる。

 本宮さんは「他の大学でも支援の動きがあるようだし、自分の想いが広がっていくのが嬉しい」。また岩瀬さんは「この活動をアプローチとして、問題意識を持ってくれる学生を増やせれば」と、ともに手応えを感じている。今月7~9日にも募金活動を行うとともに、署名に代わって現地への応援メッセージを集める予定。募金は宮崎県庁を通じて農家の方々に、署名はJA宮崎中央会を通じて首相と農水相あてにそれぞれ送られる。

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課
 担当: 西川
 TEL: 03-3296-4082

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1332 明大生田キャンパス(川崎市多摩区)で募金活動や署名活動を行う学生たち