東京工科大学

東京工科大学メディア学部の「アクアプロジェクト」が、新江ノ島水族館と共同で子ども向けワークショップ「実物大図鑑をつくろう!」を開催

大学ニュース  /  イベント  /  教育カリキュラム  /  学生の活動  /  地域貢献

  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

東京工科大学メディア学部のアクアプロジェクトでは7月3日(土)、4日(日)に新江ノ島水族館と共同で、子ども向けワークショップ「実物大図鑑をつくろう!」を開催する。これはプロジェクト演習の授業の一環として実施するもので、同プロジェクトが開発している体験型Web3Dコンテンツ「aqua ship」の水族館での活用の一環として行う。また、子どもたちが水槽の中のどのような現象に興味を持つのか、どのようなサカナに興味を持つのか、サカナのどのような生態に興味を持つのかを調査し、今後のコンテンツの企画設計開発にも活かして行きたいと考えている。



 東京工科大学メディア学部の学生で構成される「アクアプロジェクト」は、3次元空間での情報の表現と操作性のデザインをテーマに研究開発を行っている演習プロジェクトである。Web3Dを利用して仮想的な水中世界を構築し、3次元空間における効率的な情報提示の研究を通して、水族館でのあらたな展示手法の可能性について研究している。
 
 同プロジェクトではこれまでにも新江ノ島水族館と共同で、子どもを対象としたコンテンツ制作イベントなどを定期的に開催してきた。今回のワークショップはプロジェクト演習の授業の一環として実施するもので、Web3Dコンテンツ「aqua ship」開発のための調査も兼ねて行う。
 子どもたちが水槽の中のどのような現象に興味を持つのか、どのようなサカナに興味を持つのか、あるいはサカナのどのような生態に興味を持つのかを実際のワークショップを通して実際に子供たちと接し学生たちが体験することで、今後のコンテンツの企画設計開発に活かしていくのが狙いだ。
 
 また、コンテンツを使用した体験学習の開発も目的のひとつとしている。今回のワークショップでは、学生が子どもと一緒に水槽の観察をし、そこで発見したことを元に図鑑を作成する。一緒に制作する過程を通じ、子どもの興味の対象や、子どもがコンテンツを利用する際の楽しく使いやすいユーザインターフェースのデザイン、さらにそれをきっかけとした学習への展開などを、実際のワークショップを通して調査分析していく。
 このため、今回はメディア学部・若林尚樹教授と、同水族館に併設する「なぎさの体験学習館」のキュレータの方の指導のもと、学生たちが中心となってワークショップの企画や準備、教材制作を行った。また、当日も学生が中心となってワークショップを実施する。
 
◆えのすいKidsClub会員限定 スペシャルワークショップ「実物大図鑑をつくろう!」
 【開催日時】
  2010年7月3日(土)
        7月4日(日)
  13:00~16:00
 【場所】
  なぎさの体験学習館、新江ノ島水族館
 【参加対象】
  2日間参加可能な「えのすいKids Club」会員の小学生(先着20名)
 【費用】
  1名 1,000円
 【持ち物】
  参加費、汚れてもいい服装 
 【申込方法】
  ホームページ( http://www.enosui.com/experience.php?month=7 )、往復ハガキでお申し込み。
  ※6月25日(金)必着/応募者多数の場合は抽選

※新江ノ島水族館の『えのすいKids Club』とは、「地球を遊ぼう」をテーマに様々な「えのすい体験プログラム」を通して、“海・自然・地球”について楽しみながら学んでいく3歳~小学6年生を対象にした特別会員クラブです。

◆「
aqua ship」について
 アクアプロジェクトで開発している体験型Web3Dコンテンツ「aqua ship」は、新江ノ島水族館の館内、相模湾大水槽の前に2台が常設展示されており、多くの来館者が利用している。
 現在、その内の1台が彩の国デジタSKIPシティ(埼玉県川口市)の映像ミュージアムで開催中の企画店「未来映像の探求者」に招待出品しており、ここでも来館者に好評を博している。展示は7月11日までを予定しており、展覧会が終了した後は、再び新江ノ島水族館に戻し、常設展示される予定。
 
■アクアプロジェクトWEBサイト
 http://www.teu.ac.jp/aqua/aqua/
 
■新江ノ島水族館
 http://www.enosui.com
 
▼本件に関する問い合わせ先
 東京工科大学 広報課
 TEL: 042-637-2119
 E-mail: pr@so.teu.ac.jp